• Go to Japanese Page
claveciniste et pianofortiste

パリ散歩&オルセー美術館/La promenade de Paris&Le musee d’orsay

気持ちの良い快晴!
パリのメトロはどこにで行けて便利!
今日は、朝から銀行、携帯電話や荷物を預けていた友達宅へ寄り、野暮用を済ましに。
去年5ヶ月住んでいた駅の隣にとっても美味しいパン屋さんがあります。

お花の様なアップルタルトが美味しい!しかも2ユーロ(220円)とはお得!こんな近所の美味しいパン屋がパリには日本のコンビニように沢山あります。
世界遺産のノートルダム寺院&セーヌ川&パリ発祥のサン・ルイ島
パリジェンヌの誰もが憧れる一等地にフジコへミングさんが以前住んでいらっしゃいました。窓際には何匹もの猫ちゃんが日向ぼっこしていましたよ。

セーヌ川沿いをそのまま行くとルーブル美術館&オルセー美術館があります。
ルーブル美術館とセーヌ川。ルーブルはこれが半分の長さでもう半分あるので、1日中足が棒になるほど歩いても見切れないほどの広さです。
セーヌ川沿いをそのまま行くとルーブル美術館&オルセー美術館があります。
ボートバスの発着所。観光バスの様に、セーヌ川をボートで回れます。フランスで交通のストライキがある時は、こんなボートが国民の交通手段になったりするのがパリならではですね。
オルセー美術館
ドガの特別展がやっていました!
入り口
以前は駅だったプラットホーム部分を上手く利用して彫刻などが展示されています。
ドガの特別展入り口。
ドガと言えば、オペラ座のバレエダンサーを多く描いていますが、女性の裸婦像は40年間ほどずっと研究し続けていたテーマらしく、今回は珍しい裸婦像のスケッチなどがボストンやニューヨークのメトロポリタン美術館からも集められ、100作品かそれ以上展示され、素晴らしかったです。
ダンサーや洋服を着た人物像でも、その前にきちんと裸婦でスケッチなどしていて、洋服の姿でも裸婦像を計算されて描いていた様です。
『1つのテーマを100回くらい描いて、描いて、描かなければ習得できない』とドガが言っていたそうで、その言葉通り、同じアングルの浴槽の裸婦像が何枚も違う色彩やタッチ、パステル画、インク、油絵、彫刻などで繰り返し製作されていました。
大きな時計からパリの景色が一望できます!
ルーブル
サクレクール寺院の聳え立つモンマルトルの丘。多くの画家が住んでいました。
セーヌ川の向こうに広がるチュルリー公園と左の緑の屋根はオペラ座。
もう1つの時計の裏はレストランになっていました!
外から見るとここ。
明日から3日間オーケストラのリハーサル、ゲネプロ、本番です。
時差ボケで1人で寝ないように要注意!
テーマはラモーなので、チェンバロソロでも有名なイ短調組曲から『ガヴォット&ドウーブル』を弾く事にしました。結構難しいのですが、明日練習に早めに行って練習します。
それでは、この辺でゆっくり休みます。

20時間!東京ーフランクフルトーパリ/20h! Tokyo-Frankfurt-Paris

昨日、無事にパリへ到着しました。

時計を見ると・・・東京の家を朝7時に出て、パリのホテルに到着したのは、夜中の2時半。
Door to doorで20時間以上かかっています。さすがに疲労のピークですね。

ルフトハンザのフランクフルト経由だったので、直行便よりも時間がかかりましたが、荷物を23キロx2個+手荷物10キロ持てるのと、1年オープンで何度チケットを変更しても良いという自由なチケットだったので、初めて使ってみました。
実際、コンサートの予定が変わり日程変更をしたので、とても便利でした。
今は、日本航空など直行便もスーツケース2個持ちこみOkになったようです。

ドイツビール&名物ソーセージのお店。ドイツらしいですね。

フランクフルト空港はとっても大きく!歩いても歩いても、ゲートが永遠と続いています。

レストランの横に店員さんの移動用の自転車を発見!私もこれでゲート移動できたら3倍は早いのに!!
フランクフルトーパリ便の中で、被災地の南相馬市についてドキュメントの記事が大きく取り上げられていました。

ドイツーフランスは大陸続きなので、そのままずっと移動の景色が見えて楽しかったです。


こんな田園風景が見えると、農業大国のフランスに入ったな・・・と分かりますね。
空港に到着して、迎えに来てくれる予定だったタクシーが居ない・・・
携帯を出すと、バッテリー切れで連絡取れない・・・
友達が気を利かせて、音楽家をよく空港へ楽器と共に運んでいるタクシーを頼んでくれたのですが、何と彼女に渡した『フライト番号』もフランクフルト経由便をタクシー会社のボスが代わりに来てもらう事になった同僚に何もメモしないで、日本航空の直行便だと勝手に理解したらしく、違うターミナルで1時間前待ち、そりゃー!会えない!ということで、お互いにヘトヘトでした。
『Ca commence bien』=良い始まり(直訳)=皮肉の意味で何か上手くいかないスタートのときに使います。
ホテルについたらバタンキュー!
こういう事は、日本では起きないよな~~と・・・
やっぱりオーガナイズが苦手な『フランスへようこそ!』と言う感じ?(苦笑)

3時間睡眠/3 heures

皆様おはようございます。
寝たのは3時・・・そして朝6時気起床でパリへ出発です。
渋谷タワーレコード6階クラシック売り場奥のイベント会場
もうすぐ出発です。昨日は、渋谷のタワーレコードへ下見へ行ってきました。
大きいエレベーターがあり、運搬をしてくれる方、タワーの担当の方とエレベーターの中の長さを図り、2m26cmの私のチェンバロが入ると分かり、ほっと一安心。

そして、最後の最後、夜中の3時にパリからやっと
【来週のコンサートのチェンバロが決まったよ】
という朗報。

こっちは、くたくた・・・・
12月末から3ヵ月半10人以上に聞いて、やっと最後に見つかりました。

【ぶらあぼ4月号】が山積みにされていました

3月号に引き続き、目次の横に4月のコンサートの広告がCDジャケットと共に掲載されました。
デザインを担当して下さった、仙川アヴェニューホールの尾西さんに感謝です!

3月24日【土】パリ★ラモーコンサート/Le concert de Paris

皆様こんばんは。
東京も少しずつ暖かくなってきましたね。
庭の寒つばきも満開を過ぎた頃でしょうか。
さて、今月3月24日(土曜日)パリのCite de la musiqueにて子供の為の教育コンサートがラモーのテーマで行われます。

昨日、キング・インターナショナルへ行った際に、驚くことにこの3年間パリで演奏させて頂いているオーケストラ・Les Sieclesの指揮者、Francois Xavier Rothが数週間前にドイツのオーケストラと共に来日公演をしたということです。
また、Les SieclesのCDも2枚頂いてしまい、日本でも本格的に広まり始めているようです。
指揮者のFrancoisはフランスでも今ラジオフランスを始め多くの一流オーケストラに客演指揮者として招待され始めていますが、日本でも話題になっているとは知りませんでした。
ちょうど、24日のコンサート詳細、演奏するメンバー、リハーサル詳細が送られてきたので見ると、顔馴染のガンバの友達や昔アムステルダムで同時期に勉強していたブリュッセル在住のオーボエの友達などの名前があり、思わず嬉しくなってしまいました。
音楽家同士でご飯を食べに行ったり、わざわざ時間を作らなくても、コンサート公演で一緒だと数日~1週間など長期間の3食を共にするので、あっという間に馴染み深くなりますね。
始めは、オケのツアーへ行くと、当たり前なのですが、朝から晩まで【ベラベラ~~】と永遠とお喋りしまくっているフランス人(口から生まれたのでは?と思うほどお喋り大好きです!!)に【耳】がほとほと疲れて、静かに夜は部屋で過ごしたいと思ったこともありました。
でも、段々と仲良しができてくるとコンサート後に夜な夜なワインを片手にみんな話し込んだりしながらも、売れっ子の忙しい人達は、違うオーケストラのツアー公演の【はしご】になっており、”明日は5時半にドイツへ飛ばなきゃ”とか、コンサート後にそそくさと最終のTGVに載ってパリへ帰る人、など様々の様です。
本当に、体力勝負の世界だなと見ていて思ったのもこの時でしょうか。

ピアニストやチェンバリストなど鍵盤は自分1人か共演者が居ても数人の室内楽になれているので、団体行動や移動などはあまり慣れっこでない部分もあるかもしれませんが、どこでも重宝がられるチェロやヴィオラ、そしてヴァイオリンの人たちは、楽器と数日の衣類と本番着と靴さえあれば、大道芸人のようにどこでも移動して、いつでも弾いて、どこでも寝れる・・・みたいな強さが備わるのではないかと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、そんな色々な人間模様や経験をさせてくれたこのオーケストラも、色々ハプニングには事欠かないのですが、今となっては【笑い話】になってしまうかな?という感じです。
******************************************
Les grandes figures : Rameau
Concert en famille – Orchestre Les Siècles
samedi 24 mars 2012 / 11:00
Cite de la musique/Salle des concerts

チケット=8ユーロ
Jean-Philippe Rameau Dardanus (ouverture)
Indes galantes (extraits)
Antonio Vivaldi
Les Quatre Saisons (extraits)
Johann Sebastian Bach
Suite n°2 (extraits)
Giovanni Battista Pergolesi
La servante maîtresse (extraits)
Les SièclesFrançois-Xavier Roth direction
Pierre Charvet présentation
Servan Manoukian chant
Arnaud Guillou chant
Nicolas Gaudart comédien
Edouard Signolet mise en scène
******************************************
パリにいらっしゃる方でお時間があれば、どうぞお越しください。
これは、数年前からLes SicelesがCite de la musique とSalle pleyelと協賛して行っているConcert Educatif(子供の為の教育コンサート)で、土曜日のマチネに900円位のファミリーチケットで気軽に来て頂き、音楽を広めようという試みです。
実際、サル・プレイエルを埋め尽くす5000人の親子には舞台から見ると圧巻!という感じで、
弾いていない時は、他のメンバーも客席を見て家族や自分の家族にウインクしたりしています。(笑)
きっとコンサート前日のゲネプロは23hまで日本の朝7時=貫徹状態!!で、ほぼ意識が朦朧としているというか、鍵盤の上に【沈没】していそうですが・・・
本番がパリ11時=日本夜7時なのは、せめてもの救いでしょうか。本番で1人謎のアジア人が寝ていてはいけませんものね!

パリの画家たち/Les Peintres a Paris

最近1900年初頭のフランスの芸術家、藤田嗣治やピカソ、ゴッホなど葛藤と共に生き抜いた画家の生涯のドキュメンタリー等を見て、今の時代に比べてどれだけ困難な時代を生き抜いたのだろう・・・と思います。
レオナール・藤田(この前髪カットは自分で切っていたそうで、『貧乏で苦労した時の心境を忘れないように』と一生続けたそうで、Fujitaのトレードマークですね。

藤田さんの遺作ともいえる、亡くなる数カ月前に一気に描き上げたランス(Reims)にある礼拝堂のフレスコ画も数年前に見に行きましたが、戦争を挟み、フランスと日本の両国のどちらにも属しきれない自分、でも最後に日本を捨てて、フランス人の『レオナール・Fujita』としてフランス国籍を取得し、クリスチャンの洗礼を受け生まれ変わった藤田さんが最後に全てを出し切って制作した礼拝堂。
礼拝堂に入ると360度に渡って、聖書の場面が描かれていて圧巻です!一生に一度は是非機会があれば訪れて頂きたい、おススメスポットです。
 正座をして描いていますね!
憧れのパリに着いても、貧乏で洋服が変えずに冬は『毛布に丸い穴を1つ開けて、そこに首を通してポンチョにして来ている画家が何人も居た・・』と彼のエッセイに書いてあり、どんな凄い貧困状態の中で画家を目指していたのだろうと思いました。
 「カフェにて」1949-63その後、パリのSalon D’automneで日本画にも通じる独特なFujitaにしか描けない『乳白色』の肌を描きパリで認められたにも関わらず、帰国し日本では戦地の画家として戦火を描き、それが戦後に大変な批判を受け故郷を捨て、パリに戻った時、パリジャンはもう彼を受け入れずに冷たかったそうです。
Fujitaの乳白色が全くない、戦火の記録画。
100年前のパリで日本人というだけで、疎外感を感じたであろうに、1度認められた後にまた疎外されるというのは、どれだけ辛かったかと思います。そのせいで、田舎へ引っ越し制作活動を続けたそうです。

また、ピカソはまだ売れない無名な時に、友達に当時パリで有名な画廊へ友達を走らせ、
友達:『ピカソの絵はないですか?』
画廊:誰だね?それは?
友達:『知らないんですか?今、大変人気の素晴らしい画家ですよ。』
という噂を立てさせ、その後実際に、画廊からのオーダーが増え、注文が入ったということです。
そんな時代がピカソにあったなんて信じられませんね。
この間、私が住んでいたアパートはモンパルナスの近く でしたが、
藤田さんのエッセイには、
『モンパルナスの墓地近くにアトリエのある、ピカソというスペイン人の変わった画家に会いに行く』
と書いてあり、その当時藤田さんもまだピカソを知らずに交流が始まるという場面で、ここら辺でそんな画家達がカフェをしていたんだろうな~と、ピカソが通ったと言われているVavainの駅周辺のLa Rotonde などを見ると想像していました。

藤田 嗣治に関する詳しいリンクはこちらよりご覧頂けます。私も画家や作曲家を辿る旅は大好きです。

帰国しました/Je suis bien rentree a Tokyo

皆様こんばんは。
無事に今朝帰国しました。

ま~何と暖かいのでしょう!快晴で9月初めごろに戻った感じです。
ヨーロッパのグレーのお天気&石造りの建物の【寒さ】と日本のほんわかした【寒さ】は全然違いますね。
ヨーロッパは吐く息も白く足早に歩いて暖かいカフェオレを暖かい暖炉の周りで飲みたくなる様な、感じですが、成田について思わずセーター、コートなど全部脱いでしまいました。ダウンのベストくらいでもいいかな?くらいですね。
それでも、今夜から冷え始めたみたい・・・ということですが、私には2か月くらい気温が逆戻りしたみたいに心地よいです。
さて、はて、今回の帰国は3日前に本決まりになった為、かなりキツかったですがどうにか無事に飛行機に乗ってきました。
今年のシャンゼリゼのイリュミネーション。私は去年のブルっぽい白の雪が落ちてくるような方が良かったと思いますが、モダンなピンクでした。
自分でもビックリしたのは、荷物が何と合計29キロ+30キロ+15キロ+4キロ=78キロ!もあったこと。
すごいですね~~。5か月間に物が増えたこと、何でこんなに物があるの?とぼーっと考えてしまいましたが反省。
何はともあれ24キロx2個+手荷物10キロくらい=58キロは制限内のチケットでしたので、110ユーロ加算のみで済んだので、郵便などで送ることを考えれば20キロを1万ちょっとで持って帰れたので良かったです。

やはり楽譜とフランス語の本など、またお土産、洋服などでしょうか・・・
そしてパリにも1つ小さいスーツケースを置いてきて、旅行用の小さなPC,すぐにいつでも滞在に必要なものが全て入っているので、次回に行くときに楽です。
また、3月のコンサート用の洋服3セットくらいも友達宅に置かせてもらいました。結構ロングスカートなども布地なので重くなるんですね。持ってこなくて良かったです。

今回初めてルフトハンザのフランクフルト乗り換えをしましたが、空港が大きい!
歩いても~歩いても~まだ先~~!
ヨーロッパ間のパリーフランクフルトなどの便と国際線のターミナルは随分離れていますね。
セキュリテイーチェックも、厳しく中々進まず、1時間の乗り換え時間はあっという間で気が付くと搭乗時刻になっていたので少し焦りましたが、日本人の方が沢山いらしたので、まあ大丈夫かなと。
パリー東京のANAはANA専用機ですが、JALはエアーフランスと提携しているので、JALでとってもエアーフランスでも同じ飛行機になります。
フランクフルトー東京はANAとルフトハンザが提携しているようで、日本人の方が多かったです。
今回、フライト中にとっても役に立ったのが、録音のテイクを聞くために買ったBOSEの最新モデルの外からの騒音を遮断し聞きたい音を高音質で聞けるという機能のついたサイレント・ヘッドフォン。
始めヘッドフォンをしても、あまり変わらないじゃない?と思ったら、
そういえばヘッドフォンに電源があるんだった・・・とまだ使い慣れていない為ですが、ボタンをOnにすると音楽を流していなくても飛行機の騒音が8割くらいカットされます。
ぶお~~んという騒音と周りの人のお喋りを11時間カットできるだけで随分とプライベートな空間に居る印象になり、映画も4本も見てしまい、結局今回のフライトはほとんど寝れずに、前日の3時間睡眠のまま1日半も起きていたことになります。

無事に自宅に戻り、家族とチーズのお土産とみんなで食べることに。いつも帰国前にチーズを買い、真空パックにしてもらうMaubert Mutualite駅前のチーズ屋さんには、日本人の夕子さんが働いていらっしゃるので、お勧めのチーズなどを聞いてあれこれ買います。
今回は、ゴージャスに4品&1品夕子さんが知らない間におまけをしてくださったみたいで、シェーブるも入っていました!

この間帰国した際に何が恋しくなったか?というと
フランスのパン!でした。
ということで、焼きたてのほかほかのバゲットを近所で2本、メゾンカイザー【日本の三越などデパ地下にも売ってますが】のいちじくのパン、そしてRambuteauのPralineという可愛いピンクのPralineが入ったブリオッシュなども持って帰ってきたという・・・これが78キロの理由?その他マリアージュの紅茶など勿論色々なのですが・・
早速バゲットをかりかりに焼いて、チーズの味見。
みんな【やっぱり美味しい~】濃い&臭いけどおいしい~すごい、熟成してトロトロ・・・など。
とっても楽しみました。フランスは【食】が美味しいのが嬉しいですね。
さすがに午後になって1日半ほぼ貫徹状態だったので、5時間くらい寝て、またこれから寝るところです。時差が治るでしょうか。
いつも眠くなると寝てしまうので5日くらい戻すまでかかるのですが、まあゆっくりと戻したいと思います。太陽に沢山当たるといいらしいですね。
フォアグラなど名産物をクリスマス市でよく見ます。フランスのNoel(クリスマス)=贅沢なフォアグラをよく食べるようです。甘めの白ワインにいちじくやトリュフのジャムを加えて頂いても美味しいです。
余談ですが、TVのコマーシャルに出ていた【中井貴一】を見て一言
【ビルマの竪琴の頃より老けたね~~~】横にいた母が、【あなたそりゃ~~古過ぎよ!】
確かに。あれって私が小学生の頃?
中井さん=素敵に年を重ねていらっしゃると思いますが、やっぱりあのビルマの頃より年を取った=私も同じ分年を取ってるはず。でも中井さんを見て思い起こすのが20年以上前の映画ってちょっとやばい・・・
その次に原田知世が出てきて、頭をよぎるのは【セーラー服と機関銃?】
すかさず、母に【それは薬師丸ひろ子でしょ】
あらら・・・
しばらくこんな感じでリハビリ中なので宜しく・・と言いました。家族&親しい友人なら笑って済むのですが、外では頭の中で【???】のまま、言わない方が良さそうなこと&場面もありますから、しばらく【浦島花子状態…】だと思いますが、何時頃になったら慣れるんでしょうね。(苦笑)
長くなってしまいましたが、これから日本生活を再スタートしていきたいと思いますので、どうぞ宜しくお願いします。

帰国します!/Je vais rentrer au japon!

皆様こんばんは。
この2日くらい、パリは気温がまた少し上がりましたが一昨日は日中2度で本格的な冬が始まった感じでした。

さて、録音のジャケットの写真撮影、音の編集、エンジニアとの日程、レコード会社のDirectorとの打ち合わせ、デザインをしてくれる友人との打ち合わせなどなど・・・時間があっという間に経っていますが、本当は編集の”音作り”まで今回のパリ滞在で済ませたいと思っていました。
が!
エンジニアが1か月ベルリンへ行ってしまった&12月は全く時間がない・・・
が~~~~ん。
ということで、昨日返事を貰い、Directorとも話した結果、今はまずテイクを選んでからでないと最終段階の音の編集(響き、バランス、曲と曲との静寂の“間”など)は今できることではないし、エンジニアに信頼して任せれば大丈夫!と言われました。
それにしても、メール&スカイプでパリー東京で打ち合わせしたり、あそこをこうして・・・と伝えても、果たして『音』を作れるのかは大きな疑問。聞くストレオなどによっても全然違ってきますし。やはり同じ空間でエンジニアと『音』を一緒に作りあげることは非常に大事だと思います。
ということで、急に明後日帰国!に決まり、せっせと荷作りしていると事です。
5カ月の滞在で夏ー秋ー冬物があるだけに、もしかして・・・と思ったけど、やっぱり1個のスーツケースでは入らない!!
急遽、友達に聞いたら今夜いらないスーツケースを車で持ってきてくれることになり、『日本に着いたら捨てていいから!』ということ。
今回は、初めてルフトハンザのパリ発往復便を利用するのですが、1年オープンで何回でも無料でチケット変更できるという便利なプラン。その為、すでに1回変更したのですが、このままずるずる居てもしょうがない!えい!という感じで帰国します。
12月はゆっくりと7時間におよぶ全テイクをステレオで聞いてきっちり自分の求める音を探したいと思います。
その後1月にエンジニアが編集して、やはり東京で無理を感じた場合は、飛行機を変更して1月末にまた数日間『音チェック』の為に戻ってこなくてはいけない場合があります。
ユゲット、ルセ、曽根麻矢子さんという大御所のチェンバリストの方達も、
『絶対に最後のチェックだけはやらないといけない』ということ。
やはり世に出る『音』=自分の顔=自分の責任になるわけですから、自分らしくない音楽に仕上げられたり、後で後悔するのは嫌ですね。
今回、初めてソロを録音してみて感じたことは、演奏60%、音の編集40%くらい録音後の仕上げが大事ということ。
今回お願いしたエンジニアはまだ若いのに、現在12枚ものCDを仕事していて全く手があかない状態。すごい売れっ子ですね。ルセの先月オリジナルのブロンシェで行われたリサイタルの編集もしているということです。

今夜は3月にCDリリース記念コンサートをやる予定のシャトレ劇場へ行ってDirectorとジャケットデザインをしてくれる友達と打ち合わせ。その後、ジャケットの文章のフランス語を絵本作家の友人にチェックして貰います。
なぜチェンバリストになったのか・・・ルッカースで弾けるという意味。などをエッセイ風に書きました。
が!
日本語で書くのが一番しっくりきますが、やはり英語の表現とフランス語の表現はそれぞれ違い、特にフランス語は色々な繊細な表現やニュアンスがとても微妙なので、パリに居る間にチェンバロのデリケートさ、音楽家の観点をよく分かっている友人にチェックして貰いたいと思いました。
こればかりは、フランス語の先生に直してもらったからと言って正しいフランス語=ニュアンスが伝わるというわけではないので、難しいですね。
ということで、帰国後もしばらくはCD制作に追われていると思います。
6月末にパリへ来てすっかり慣れ親しみ、今回は本当に楽しく、多くの友人や知人によくしてもらい、『こんなにフランス人ってナイスだったっけ?』という新鮮な印象を受けました。
フランス在住が長い友人からすると、フランス人は本当に心を開く=近くなるまで時間がかかるけど、その後はまるで家族みたいに親しくしてくれるよ。と。
あと、1度去った人には親切なのでは?と。
パリ在住だと仕事はあげない!とばかりに対抗意識があったり?
でも、もう帰国したというと『あら、そう~~東京はどう?』と相手の力が抜けているのが分かります。自分のテリトリーでないからでしょうか?不思議ですね。
何はともあれ、本当に充実した素晴らしい時間を持てて、2枚の録音を終え、来年はCDリリースに続きパリ・日本で記念コンサートを企画中なので、パリでの活動が『逆輸入』的に日本と交流できるのが良かったな~と思います。
そうでないと、13年ぶりに帰国した浦島花子です・・・
と自己紹介しても
し~~~~ん。誰、あなた?
というのも容易に想像できますので。
さて、帰国したら上手く日本人女性らしくお淑やかに(私からは程遠い!?)いられるかは、全く違う課題!!
きゃ~~~~。
いつも思いますが、フライト時間の12時間は長いのですが、
1―6時間目はパリのことを色々考えたり、去ったという感情。
7-12時間目はもう心が日本を向いて、さ~着いたらお寿司食べよう!とか?(単なる食いしん坊)
人間の心理は面白いですね。
ということで、この5カ月お世話になった全ての人に本当に感謝の気持ち一杯です。
とか言って、またすぐ戻ってくるんだから~~というのは、
10年来のパリ在住の旧友達のお言葉。
2月に本帰国した際に、そんなことないよ~~と言ってたのに、またすぐいるし!みたいな。
ということで流れにお任せします。
余談ですが、今週5日間滞在を伸ばして嬉しかったことは、12年来のボストンーパリでずっとお世話になっている親友が無事に出産したこと。26時間に及ぶ大変な経験だったようですが、産まれた赤ちゃんはベトナム、日本、フランス人の血がまざっています。
スーパーキュート!ですね。産後の消耗しきった体には日本食しか無理でしょう~フォアグラなんて!ということで、毎日慣れないお弁当を作って持って行きましたが、食べれたもんかは謎・・・
外国で出産して異国の地で家族の助けなしに奮闘している音楽家ママ達を心から尊敬&応援しております。
今後パリに戻ってくるたびに成長を見れるのが楽しみです!すっかりKおばちゃんの気分。Tata(仏語でおば) Kです。
Mayuちゃんです。
逆に兄の3歳の姪はほとんど私に会ってないので、謎のおばちゃんになっているかもしれません・・・今後家族にも多く会えるのは嬉しいですね。

パリのクリスマス/Le noel de Paris


パリの街も一斉にクリスマスのイルミネーションがあちこちで始まりました。
可笑しかったのは、『シャンゼリゼもイルミネーションが始まったとニュースで言ってたよ』と日本の家族の方が早く知っていたこと。

住んでいると、シャンゼリゼはよっぽどの用事やどこかの帰りに通る以外は、あまり行かないエリアなんですね。東京タワーにわざわざ行く様な感じでしょうか?
昨日は、ノートルダム寺院の後ろのサン・ルイ島に住んでいる16年来の親友のピアニスト宅へ行ってきました。メトロCiteで降りて~ノートルダム寺院~サン・ルイ島まで徒歩5分の素敵なお散歩コースです。ではご一緒に歩いている気分で!
ノートルダム寺院の横側
雨が降るとこの動物の口から水が出てくるシステムです。美的センス&実用性をいかした建築ですね。
後ろ側はゴシック建築がよく見れて正面よりも好きです
ノートルダム寺院の後ろの橋を渡ると、パリ発祥のサン・ルイ島へ
反対側にはHotel de Ville(市庁舎)が見えます。
冬のカフェもパリっぽいですね。去年の今頃は大雪が降ってテラスでのんびり座れる感じではなかったですね。

彼女のフランス人の旦那様は、作曲・演奏・舞台とのコラボレーション等を多く行っているアコーデオニストで、すでにハルモニア・ムンディ等大きなレーベルからCDを出している為、バッハのCDのアドヴァイスを貰いに行ってきました。

楽譜を見ながら、音の響き方、バランスなど2人に聞いてます。ノンチェンバリストだけど、同じ鍵盤奏者&音楽家なので細かいアドヴァイスを頂きとても助かりました。
ボルドーのMedocワイン&イタリアからのパルミジャーノチーズを頬張りながら80分聞きましたが、弾くのにも聞くのにも体力がいる曲ですね。
旦那様もLe Monument(モニュモン=大建造物=大曲)だからね~と言ってました。本当に聞いてくれた2人に感謝!
ということで、家で1人で1音1音気になり細かくチェックし始めていたのですが、基本的に大きなフレーズ感がまず一番大事で多少のチェンバロの雑音等も楽器の音を感じるライブ感として残していていいのではないか?と言われましたが、私は凄く気になっていました。

でも、確かに例えばアコーデオンの空気の音や”カタカタっ”というキーボードを押す時の音がしても、私は全然気にならないどころか、アコーデオンらしさが出ていいなと思うのと同じことだと話していました。
ということで、大きな流れを踏まえてテイクをもう1度聞いていこうと思います。
確かにコンサート等では、多少のミスや雑音があろうと登りつめていく緊張感やクライマックスなどの『ライブ感』がありますが、あまりに綺麗な音に編集し過ぎたCDというのは、表面的に『完璧』でも心に伝わらない演奏になっては残念ですね。
バッハと同時にDuportのチェロソナタのチェックもしていますが、ソナタの方が伴奏で客観的に聞けるので割とスムースにここは気になると分かるのですが、ソロはあまりにのめりこみ過ぎ?で中々客観的に聞くことが難しいですね。また、何回も聞き過ぎると始めは?と思ったことにも慣れて分からなくなってしまうこともあると思うので、こうして信頼できる音楽仲間に聞いて貰うことはとても助かります。

やっと聞き終わったら、友達のMちゃんが美味しい大根おろし&ツナ&だし、ポン酢の和風パスタを作ってくれました!

しかもテーブルのクリスマス風コーデイネ―トは朝マルシェに行ってフルーツを買って、こんな風に置いてみた!という旦那様のアイデア。いいですよね。
Sadaharu Aokiの抹茶ペーストを使った抹茶ブラマンジェ&小豆&ベリーのフルーツ。これが美味しい~~
気が付くとあっという間に深夜を過ぎていましたが、楽しい一時でした。

帰りはセーヌ川沿いに歩き、ソルボンヌ大学近辺のSt-Michel駅から。

今日のパリ/Paris

今日は、気持ちの良い秋晴れ?冬晴れ?(そんな日本語はないよ~っと浦島花子扱いされそうな・・)
メトロ6番線名物のBir Hakeim駅(ビル・アケム:始めどうやって読むのか謎でした*エッフェル塔へ歩いて行くなら降りる観光客&メトロで弾く音楽家&スリも?多い駅)ーPassy駅の間の橋から見えるエッフェル塔。
映画の撮影でも一番人気なのはこの風景の6番線だとか。
久しぶりにお上りさん気分で思いっきり電車の中からパチリ。

とにかく、10日前のベルリンのマイナス2度の凍てつく寒さとは嘘のように綺麗な青空が広がっていました。

残りのパリ生活もあと10日!
人間、『期間限定』に弱いですね。
冬のチョコレート~期間限定~なんちゃら味みたいな?!
Trocadero(トロカデロで降りるとパリ名物のエッフェル塔が目の前にダダ~んと見えます。
駅前には展覧会を行っているChaillot(シャイヨ―宮)があります。今日は、パリ市内にあるhotel Particulierの展覧会を見に。中世から栄えた個人や伯爵、また現在の大使館などになっている『お宅拝見』みたいな感じでしょうか。
建築が好きな人には、各時代の装飾や増築、外側のファッサードのデザインの変化など細かく記されています。
ということで、最近になって今のうちに・・・と美術館に行きたくなりますね。
本当にパリには美術館や展覧会、コンサートが多い!

日本より気楽に行ける気がします。近い&多くの貴重なコレクションを存分に楽しめるからでしょうか。日本だと何だかジーンズでは行けないような雰囲気なのに、パリでは思いっきりユニクロでGo!みたいな。それは私だけ?
ハトもアーチ―な彫刻が好きなんでしょうか?単に停まりやすいのでしょうか。
ちなみにユニクロはオペラ座の後ろにオープンして凄い人気ですね。フランス人の中でもMade in Japanで色やデザイン豊富で便利で高くないというのが良いみたいです。
話が飛びましたが、昨日は、無事にトリオのCDのプロモーション用の録画が終わり、ついでにゴルドベルクもアリアと2つのヴァリエーションを録画したものの、残念ながらチェンバロはおもちゃのちゃちゃちゃ!の様な・・・どこのメーカーとは言いませんが・・・
明るい緑のチェンバロで可笑しかったのは、
一緒に居た子が『これ、Ladureeのチェンバロ?』
そう!まさにマカロンの入ったLadureeの可愛い箱と同じ緑。ふふふ。
でも、音は・・・チンチロリン?みたいな。。。
ともかく、楽器は大事ですね。
ピアノだけしか弾いていなかった時より、毎回チェンバロもタッチ、音、全てが楽器がまずないと始まらないので、いかに大事か弦楽器の人たちの気持ちが分かるようになりましたね。
ルッカースのチェンバロの音を味わった後だっただけに、天と地ほど違い、同じ曲を弾いても全然インスピレーションが違いますね。
けれど、そんな贅沢は言っていられませんので、せっかくの機会を頂いたのでと思い出来るだけのことはしましたが、やっぱりロールスロイスに乗ってしまった後に、ロバに乗るような・・・感じ?
か、イタリアの田舎にまだ走っている3輪の日本では戦後に走っていたわ~と母が言っていた、何と言うんでしょうか?時速20キロくらいしか出ない小さなトラックみたいな。(笑)
まだオランダやイタリアでは健在ですが、日本では見たことがないですね。3輪トラックみたいな。
イタリアのおじいちゃん&おばあちゃん夫婦が乗っていたり、後ろの荷台におじちゃんが乗ってたり、かなり可愛い光景です。
ということで、内容が相変わらずまとまっておりませんが、明日は、フランス語の11回目のレッスン!
この5カ月で12回プライベートレッスンを申し込んだものの、さて、果たして上達したかは多いに謎?!日本で忘れないようにしないといけませんね。
それにしてもフランス語の発音は母音がとても沢山あって、日本人にはかなり難しいのでは?と思います。日本語は全然口を動かさなくても話せますが、フランス語の本当の音をマネすると凄い顔になってますね。レッスン後はほっぺの筋肉が痛い=普段使っていない=違う発音をしているわけです。
文法とかは日本に居る方が勉強しやすいかも?なんて思いますが、単なる言い訳ですね。
勿論ベストは勉強&生活で実践するわけですが、先週はコンサートの翌日=普通は疲れでぼ~っとしている=朝9時からフランス語でちびっ子に教えるなんて!脳が起きていなくて大変でしたね。
シャイヨ―宮の中にはこんな素敵なエッフェル塔を眺めながらカフェできるスペースがあります。外は凄い人ですが、中はゆっくり眺められて穴場ですね。
le le le…..ルるる~と冠詞だけ言っているものの、その後が全然続かなくて、
もう弾いた方が早いでしょ?
みたいな。子供もポカ~んとしてるか、うひゅひゅひゅ~と私のフランス語を笑っておりましたが、笑ってくれてありがとうくらい。気にしてられませんので。
という感じで鍛えられましたね。それにしても1週間フランス語漬けはなかなか大変ですね。
ホームステイしに語学留学でもしている気分でした。
1人の時はやはり頭の中は日本語で考えてバランス取っているのでしょうか。
今週は、チェンバロを返したり、CDの写真撮影、来年のコンサートのミーテイング、何よりもバッハとDuportの録音を全部聞いてチェックしないといけないので、あっという間に帰国の日になりそうです。
最近、飛行機は23キロx2個持っていけるようになったらしい?ので、とても助かります。
プチ引っ越しみたいな感じでしょうか。

快晴のパリ!プチパレ散歩/Le petit Palais

皆さまお久しぶりです。
気がついたら1カ月も更新してませんでした。失礼しました。

パリ万博の際に建設され、今も多くの主要展覧会を行っているプチパレ。向かいには吹き抜けのガラス天井が有名なグラン・パレ(Palais de TOKYOとも言います)シャネルのオートクチュールコレクションや、コンサート、舞踏会なども行われます。シャンゼリゼ通りの隣にあります。
9月に入り、すっかりパリジャンもパリへ戻り、学校へ行く子供たち、送り向かいをする親や、忙しく歩くビジネスマン、道を自宅化して住んでいる?謎の人達・・・などなど普段のパリらしい雰囲気に戻りました。
中庭にある素敵なカフェへ。リュクサンブール公園なども本当に素敵な秋の紅葉で、写真!と思う時に限ってカメラはない・・
思いがけず、ポン・ヌフ橋から出ているセーヌ河のボートクルーズに乗ることになり、またもや、カメラ忘れた・・・というまぬけな日々があり、Upできないのが残念ですが、また機会のある時に!
こんな素敵な雰囲気の中と静けさで時間を忘れてランチやカフェができる空間です。
さて、先週はすでに紅葉、落葉も始まっていたにもかかわらず毎日30度の稀に見る快晴で、皮ジャン&ブーツからまた夏のワンピース&サンダルに逆戻り・・・というバカンスの様なお天気で、勿論パリジェンヌ達は思い切り楽しみ、タンクトップやカラフルなワンピースを着ていました。

思いがけず掛っていたモネの夕日を題材にした作品。有名な同じコンセプトの作品はパリ16区のモネの作品を多く所蔵しているマルモッタン美術館にありますは、この大きな方は知りませんでした。
2日前から朝起きても、ちょっと暗い・・・どよ~~ん。
出ました。典型的な秋~冬~4月まで約半年間続く曇り、これじゃあ、みんな鬱になるよね。という感じ。
ということで、今日はタートルのセーターにジャケットを着ても寒いという先週のお天気が嘘の様です。
ルイ15世のカゴ?
何というのでしょうか、ルイ15世が中に入って移動した時に使ったものです。装飾がチェンバロと似ているので記念に。
こういう素晴らしいチェンバロにも繋がる物をふらっと見に行って見れるというのがパリの良さだと感じます。
何だか、お天気お姉さん(もうおばちゃんと言うべき?)の様に書いてしまいましたが、日本では比較的1年を通して太陽が照っているのであまり感じませんが、ヨーロッパの夏は朝~夜10時まで明るく、冬は朝9時~4時半曇りですぐ真っ暗。と差が激しいので、日本の冬はいいな~何て思うわけです。
そして、この日はノートルダム寺院近くのとても美味しい、サンルイ島在住のパリ情報にとても詳しい友達から教えて貰ったとっておきのレストン(SOLA)へ。
http://www.restaurant-sola.com/  
12 RUE DE L’HOTEL COLBERT 75005-
TEL: 01 43 29 59 04
日・月休み。ランチ&デイナー 全てシェフの当日のサプライズメニュー!

これはオントレ(前菜)のフォアグラがキャラメリゼした物。絶品!フランス人も美味しいと絶賛してました。良かった~。
以下、友人のIphoneの写真になるので画像が落ちますが、参考にどうぞ。
かぼちゃのスープ
きのことトリュフの絶妙な1品
ヴェルヴェーヌ(ハーブ)のジェラ―ト
ピスタチオのアイス
ということで、パリにいらっしゃる際には是非お薦めのお店です。日本人のシェフの方なので、さっぱりとしていて、胃にもたれずフレンチにちょっとした日本らしいテイストがミックスしていて絶品です。

Blog archives

Latest blog entries

Kay Music Academy