何だか、お城や修道院続きですが、パリから車で1時間ほどの郊外に、シャトー de la Roche-Guyonというお城があります。
そこで1時間ほど室内楽を4人のメンバーで演奏してきました。
チェンバロを持っていくのは大変でしたので、ヴィオラ奏者の持っているエピネット(チェンバロと同じ原理の楽器ですが、三角形で小さいので持ち運びが便利です)と車に積んで持って行きました。

1時間ほど可愛らしい村や田園風景を通り、到着しました。街並み

下から見上げると・・・一番上の部分は11世紀に作られています。下の部分は18世紀、ちょうどチェンバロが演奏されていた時代です

上に登るとこんな凄い入口です。切り立った断崖の横にそのままシャトーが建ってます

そこから見下ろすと、川や庭園も見えます。きれいな風景です。昔も今も、皆さんお散歩して楽しむようです。
オールドローズが咲いてました
中庭から見上げると。丁度右上の奥の部屋で演奏しました

そして横には3匹の羊がいました!
中に入ってみましょう!

始めにある守衛のお部屋。ここでビュッフェでご飯を食べながら皆さんご歓談してました
と言っても、コンサートは夜9時ー10時の予定が、皆さんずっとお話してて・・・・何と始まったのはやっと10時半でした。
私たちはすでに4時くらいには到着していたので、何だか召使の様に・・・ずっと必要な時に演奏すればいい・・・という感じで待ってました。
あまりにみんなお腹ぺこぺこになってしまい、1人がお料理人の方に話してやっと、食事を運んで頂いたのですが、食べる時は裏の・・・と言っても控室もなく、図書室(しかも歴史的な展示されている部屋!)でみんなでモグモグ食べ、お客さん達がシャトーのツアーで図書室に来た時は、みんな別の部屋に行ったり・・・・と

そういえば、昔の音楽家は、お料理人や召使と同じように、必要な時に音楽を聞かせてくれればいい…という感じの雇われ人だったわけですが、何だかそんな気分でしたね。(苦笑)
その隣のサロンで演奏しました
お城をお持ちの 何とか~~シュバリエ(Chevallier)さんが始めにご挨拶に見えましたが、中々こういったお名前を実際にお持ちの方は貴族などの出しかいないと思いますが、そうですね・・・・まあ、ご飯の後に弾いて下さい…という感じであまり音楽に精通している感じは受けなかったですが・・・

到着してからみんな知ったのですが、お客様が到着する時に、何か弾いててください。と突然言われ!
みんな、え?!聞いてないのですが・・・・と
取り合えず、エピネットを運ぶのは大変なので私以外の3人が交代で何回も同じ曲を弾いて・・・どうにかしのいでいましたが、始めから知っていたら、沢山曲を持っていくのに!とみんなうなずいてました。
今回一緒に演奏した日本人のチェリスト・五味さんと
無事に終了して、夜のコンサートはこんな感じでした。
トラヴェルソ(フルートの古楽器)のマチルドがリハーサル中
ということで、待てど待てど、皆さんデイナーが終わらない・・・・・ということで、痺れを切らしたメンバーも結局みんなでビュッフェを食べながら皆さんとお話してましたね。(苦笑)
そして気が付くと2人は電車で帰らないといけないのに、もうパリ行きの終電がない!
この日は、偶然日系の商社の方たちが多くいらしていた為、コンサートの曲もフランス語でヴィオラのメンバーが説明した後、簡単に日本語で説明をして演奏しました。
その帰りに、私とチェリストの五味さんは、いらしていたパリに帰る日本人の方に送って頂きやっと家路についたのですが、超特急で飛ばして夜の12時半に着き、翌日朝10時から大事なリハーサルがあったので、結局私は6時間睡眠で、本当に疲れてましたが。

そして、リハーサル無事に終了後、パリでもこのメンバーでコンサートをして晴れて夏休み!です。
4月からずっとコンサート、本番が続いていて目まぐるしかったのでやっとゆったりできます。
7月は南仏でコンサートですが、その前後にせっかくなので初めてニースやフランスとイタリアの国境の辺りを旅行します。
ヴァイオリンの子に、けいはコンチェルト弾くのに練習しなくていいの?と言われましたが、
コンサート会場は、マルセイユから30分くらい奥地の誰も聞いたことのない!ど田舎の為、チェンバロなんかないわけです。
ので、どの道コンサート当日の朝にしか、チェンバロが来ない!ということです。
他のメンバーも、もうダメ!バカンス!ということでこのコンサートの前に1週間ほどヨットに乗りに行ったりするそうです。
フランス人にとってバカンスは1年で最も重要な!?とも言えるほどの*息抜き*そして、リフレッシュのようです。
その為、今くらいー8月末までどんどんとパリジャンは太陽を求めて南仏やスペイン、イタリア、チュニジア、モロッコなど地中海寄りに南下して、パリはがらがらになります。家のシャッターも6割以上しまったままの状態になります。
その代り観光客がどっと押し寄せて、ルーブル美術館の前(いつも家に帰るバスの途中)の列が長蛇になり、ごった返していますが。
では、皆さんもちょっと早いですが良い夏休みを!(なんて言ったら怒られそうですが・・・とにかく日本では休みなしに働いてますから)
今回、帰りに送って頂いた方は日経の自動車会社にお勤めのようですが、不景気で会社がお給料を高く払えないという対策に、金曜日も休み!なんですって。週4日勤務、3日お休み!
そしてバカンスをフランスでは普通に1か月に取ったら、あっという間に日本の本社では、
*あいつ会社辞めて転職活動しているらしい・・・*と噂が広まって上司にも聞かれたそうです。

では、皆さんBon Vacance!!
- 6/21-22-23東京フィル&ピンカス・ズッカーマン公演
2025/6/20 - 12/22 (日)【ワイン🍷とチェンバロの調和」Vol.3
2024/9/19 - 東京フィルハーモニー@東京文化会館
2024/8/15 - Cave de Asukaへのアクセス
2024/4/29 - Youtubeチャンネル登録1000人突破!5/4公演
2024/4/28 - 5/1-5/6【ワインとチェンバロの調和」Vol.2】
2024/3/24 - 3/3【2台チェンバロの饗宴】無事に終了
2024/2/18 - イタリア・ボローニャ楽器博物館2
2024/2/05 - イタリア・ボローニャ楽器博物館1
2024/2/04 - フランス・パリ
2024/2/01


