ルーブルのカフェ
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ルーブル美術館の入り口の左側の回廊に素敵なカフェがあります。

美術館の雰囲気のまま、優雅にカフェを飲める空間です。

ルーブル美術館もモナ・リザを始め多くの名画がありますが、Rue de Rivoli(リボリ通り)に面した装飾芸術博物館(Musee des Arts Decoratifs)もお薦めです。
フランスのモードファッションの移り変わりからアール・ヌーボーの家具、またアール・デコの宝石など、大変興味深いコレクションがあります。詳しくはこちらから英語でご覧になれます。
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パリらしい景色
皆さんこんにちは。パリは先週から連日27度という暑い日が続いています。
短い春を通り越して、夏になってしまったかのようです!
たまに屋根の高い建物から外の景色を見ると、煙突がポコポコ見えてパリらしいなあと感じます。
17世紀に建てられたアパートに住む友達の屋根裏は、パリの中心で窓から見える景色は行き交う人が小さく見えて面白いです。

パリの古いアパートはこの様に天井がむき出しの漆喰で、歴史を感じさせます。
実はこのアパートのすぐ近くに18世紀の名チェンバロ制作家のアトリエや家があったと聞くと、うわ~~~。と感激せずにはいられません。
しかも、このアパートはその時代から存在するなんて!!

今日も日向ぼっこができる~!と太陽を気持ち良さそうに浴びていました。
ショパンのピアノ/ Le piano de Chopin
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先日、パリ在住の楽器製作者のアトリエへ行き、ショパンの愛用していたピアノメーカー・プレイエル(Pleyel)の楽器を見せてもらいました。
今でも、フランスではアンティーク市や家族に代々受け継がれた楽器が多く存在します。
19世紀ワルシャワ
ショパンは19歳の時に祖国ポーランドを離れ、ウィーン経由で芸術の盛んなパリに来て活躍し、死ぬまで祖国の土を踏むことはできませんでした。ウィーンでポーランドがロシアに侵略されたことを知り、革命エチュードが生まれたのはこの頃と言われています。
19世紀パリ・コンコルド広場
不安を胸に、繊細な感性を持った才能豊かなショパンは、パリに来てピアノ曲を集中的に作曲し始めます。
1832年ショパンのデビューコンサート
そして21歳の時に今でも存在しているプレイエルホール(Salle Pleyel:最近修復工事を終え、モダンな会場となり2006年に再びオープンした。)にてピアノ協奏曲を演奏し、デビューし一躍パリの人たちの間で人気になります。
サロンで演奏するショパン(右下)
また、優れたピアニストとして社交界の中心であるサロンで有名になって行きました。
1829年サロンで演奏する19歳のショパン
当時は、大きなコンサート会場での演奏会も沢山あったようで、多くのピアノ曲を残したリストとショパンは交流がありましたが、ショパンはリストに、
君はコンサート会場で弾く為に生まれてきたようなものだが、私は緊張してしまうのでサロンの方が好きだと言ったそうです。
また、洗練されたセンスや教養豊かなショパンの雰囲気、謙虚な態度はパリの上流階級の人たちに好印象を与え、ショパンのロマンティックなピアノ曲は多くの人を魅了しました。
ショパンのポートレート
リストの紹介でジョルジュ・サンドはサロンで、ショパンと出会いましたが、男装をしている一風変わったサンドのことをショパンは好ましく思いませんでした。
ショパンは友達への手紙の中でこう書いています。
「あれでも女なのだろうか。疑いたくなるね。」
「感じの良い顔とは思えず、全然気に入りませんでした。彼女には、どこか近づきたくない雰囲気があります。」
サンドの描いたノアンでのショパン
しかし、その後ショパンとサンドの個性の違いが互いに興味を惹いていったのか、9年間という長い時間を共にするのでした。
サンドは病弱であったショパンの看護をし、バカンスには彼女の避暑地であるコルシカ島のノアンの家にショパンを連れて行き、ショパンは作曲に集中することができました。24のプレリュードを始め多くの名曲がノアンの家で作曲されましたが、そのピアノが、プレイエルのピアニーノです。
ショパンの持っていたタイプとほぼ同じ1834年のプレイエル社 ピアニーノ
今の、アップライトピアノの原型ですが、とてもまろやかな音がします。
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春?/Le Printemps?
シャトーソー/Chateau de Seaux
Chantilly地方の18世紀アンティークの絵皿
17世紀にコルベール(Colbert)の家として建てられたオリジナルのシャトーは残念ながら19世紀に破壊されてしまい、現在のシャトーソーは1856年から1862年に建築家Joseph-Michel Le Soufacheが建てたものです。

シャトー内はMusee de l’ile-de France(パリ近郊(セーヌ、オワーズ、マルヌ川に囲まれた地域)の美術館)となっており、17世紀のシャトーの絵画やフランス各地のアンテイーク陶器などが展示されています。
17世紀にヨーロッパで流行ったアジアの模様。梅の花のポット。伊万里焼きなども遠く日本からフランスに届けられ、フランスの有名な陶器メーカーが真似をして作っている。

ソー公園/Le parc de Seaux
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ソー公園はパリより電車ですぐのパリジャン・パリジェンヌにとって気軽に都市から逃避できる場所です。

17世紀のパリも小道が多く、町中を行きかう馬車が多かったことから馬糞がいたるところにあり、かなり衛生状態は悪かったようです。
17世紀に創られたソー公園内の見回りPoliceは今も馬と!
そのせいか、17世紀の愛を語る歌(エール・ド・クール)の詩にはよく森や林などの自然が舞台として出てきます。

それは、パリ市内ではなくやはりちょっと離れた森などの静けさを貴族達は好んだようです。そして、自然の静けさの中で詩を読んだり誰にも言えない恋の悩みをささやいたのでしょうか。

そんな17世紀の雰囲気を今も感じれる空間が、まだここにはある気がします。
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パリのお花見!/ *OHANAMI* a Paris
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今日は快晴のぽかぽか陽気で、空を見て*これはお花見に行くしかない!*と思い、出かけてきました。
やはり日本人ですね。春の訪れは桜を見なければ始まらないというか・・・

パリより電車(RER)で15分ほどのソー公園(Parc de Seaux)には、日本人の間で話題の*お花見スポット*です。
この公園は皇居よりも広い180万ヘクタールにも及ぶ敷地に、シャトーと広大な庭園や噴水などがある美しい歴史のある場所です。

ヴェルサイユ宮殿の庭園も手がけた17世紀の庭園設計士ル・ノートルによる庭園は、やはりスケールが大きいので、一周りするのにも何キロ歩くでしょうか。45分はかかったでしょうか。
1878年ロダン作の4つの怪人面が噴水となっている。
それに対してシャトーはこじんまりと可愛いのが対照的です。1677年の落成式にはルイ14世も招かれラシーヌの*フェードル*が上演されたそうです。

そしてこのシャトー内で音楽愛好家の貴族達の間で、チェンバロや歌などの器楽曲が演奏され、名曲が生まれていきました。
偶然にも約1年ほど前にこのシャトーで演奏されていたバロック音楽についてのレクチャーコンサートで演奏させて頂く機会がありました。詳しくはこちら。

ソー公園の駅から公園へ向っていく途中は、桜の並木道で驚きました。まだ、花は5分咲きといった所でしたが、こんなに桜がパリにあるとは!
ソー公園の中には白い桜のエリアとピンクの桜のエリアがあり、その木の下でみんな愛犬と一緒にピクニックをしていました。

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ベロータ ベロータ/ Bellota Bellota
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最近知ったパリのレストランで、スペインのイベリコ豚やワイン、そしてタパスを楽しめる場所があります。

数年前に音楽祭に参加する為に行ったバルセロナや、地中海沿いの小さな村で食べたタパスは何とも素朴なおいしさで毎日堪能したのを思い出します。
セビリアやグラナダにもタパスバーがあちこちにあり、ワインと数種類のタパスを食べながら現地の人達も友人との会話を楽しんでいました。

そんな雰囲気をフラメンコの音楽と一緒にパリで楽しめるレストランです。
このBellota Bellotaでは、火山の様な(メニューにもVolcanと書いてある)セラミックのお皿をオーブンに温めてイベリコハムをうす~~~く切って、のせてくれます。
すると、お口に入る時にはハムの脂がとろっと溶けるわけです。

奥がVolcan,手前は半熟卵にパラパラとハムをのせたもの。産地の地図と共に、どの部分のハムか丁寧に店員が説明してくれます。
ワインやハムがお好きな方にはお勧めです。ご興味のある方は、こちら。
18, rue Jean Nicot 75007 Paris Tel: 01 53 59 96 96
(月休 11h-23h 土曜11-23h30)
タパスやハムだけ店頭で買え、昼から夜までずっと空いているので便利です。
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水仙/Le Nercisse
- 6/21-22-23東京フィル&ピンカス・ズッカーマン公演
2025/6/20 - 12/22 (日)【ワイン🍷とチェンバロの調和」Vol.3
2024/9/19 - 東京フィルハーモニー@東京文化会館
2024/8/15 - Cave de Asukaへのアクセス
2024/4/29 - Youtubeチャンネル登録1000人突破!5/4公演
2024/4/28 - 5/1-5/6【ワインとチェンバロの調和」Vol.2】
2024/3/24 - 3/3【2台チェンバロの饗宴】無事に終了
2024/2/18 - イタリア・ボローニャ楽器博物館2
2024/2/05 - イタリア・ボローニャ楽器博物館1
2024/2/04 - フランス・パリ
2024/2/01










