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今でもヨーロッパには17・18世紀の頃に作られたオリジナルのチェンバロがあちこちに残されています。
保存状態が悪いものもあれば、代々貴族などの館に大事に保管されていたものは、極めてきれいな状態で残っており、今でも演奏可能なチェンバロもあります。
オリジナルチェンバロとは、アンティークチェンバロと同じ意味で300年前などに実際にヨーロッパの貴族や王族の為に作られ、演奏されていたものです。
1704年のフレンチチェンバロ
数少ない世界中に残っているオリジナル楽器は1つ1つ持っている音色が違います。それは、まるで人間の声が誰1人たり全く同じ声の持ち主が居ないのと同じです。
数世紀たった今も蘇る*音*を聞きたくて、古楽奏者は世界中のオリジナル楽器のコレクションを機会があるごとに訪れます。

フランスにもかなりの数のオリジナル楽器が存在しているようですが、博物館の他にプライベートの邸宅に所有していらっしゃる方々も多いようです。
オリジナルの楽器は値段が付けれないほどの希少価値ですが、ある所有している方は売るとしたら1億以上の価格が付いているということを聞きました。でも、売る気はないそうですが。
先日、パリのチェンバロ制作家の工房でオリジナルのフランスのチェンバロを見せてもらいました。
鍵盤の部分
まだ修復が必要な状態ですが、比較的きれいに残され装飾の絵画もとてもきれいです。
特別に写真を取らせて頂きましたが、勿論どなたが所有していた楽器かなどの詳細は企業秘密のようです・・・・
この楽器が修復され、どんな音が蘇るのか想像すると、すごいことですね。
良い修復家は、昔の技術や手法を尊重して必要な部分のみ修復し、少しでも当時に近い*音*を目指します。
蓋の内側に描かれている風景画。これだけでも、芸術品ですね。
修復家によって、復元される*音*が変わってしまうので、音楽家は楽器を見つけるのにまず一苦労ですが、その先にどの修復家に頼むか・・・そして大体数ヶ月ー数年かかり、やっとできたら運送はどうするか。日本に輸送する場合の税関など・・・・・など・・・家に来たら加湿器などで常に一定の湿度や温度に保つようにと・・・・気をつけないといけないことも山ほどです。
チェンバロ製作に必要な数々の道具
それでも、みんな*良い音*を求めてそんな苦労は何のその!!とばかりに
楽器熱はやみません!
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