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claveciniste et pianofortiste

6月11日チェンバロリサイタル終了

皆様、こんにちは。

6月11日のチェンバロリサイタルが無事に終了致しました。

Recital has finished! I appreciate all of my staff and audience.

多くの友人や同僚の素晴らしいスタッフのお陰で無事に終わり、お越し頂いたお客様にも心より感謝申し上げます。

♪アンコール曲

1曲目 平井康三郎 : 「桜ファンタジー」アレンジ植山けい

(16時公演のみ)2曲目 Alec Templeton : Bach Goes to Town

 

ヒダキ トモコさんが素晴らしいお写真を撮影して下さいました。

https://hidaki.weebly.com/

 

 

昨年より続いているコロナ下で久しぶりの本番でしたが、お客様の暖かい雰囲気と拍手が身に染みました。

チェンバロや演奏曲についてトークを交えて70分の公演となりました。

この1年音楽を自由に表現できる場が減少したことが、無意識の中にこんなにも圧迫されていたのかと実感しました。

やはり音楽家はライブで舞台に立つことでお客様からエネルギーを貰い、音楽を通してお互いが通い合うことを体験することで成長していくのだと思いました。

ライブ配信は7/10より開始予定です。コンサートへお越しになられなかった方やご自宅で気軽にチェンバロを聞いてみたい方、こちらよりお申込み可能です。

ぴあニュース

ぴあニュースに田中泰さんが6/11(金)チェンバロリサイタルをご紹介して下さいました。

詳細はこちらよりどうぞ。

ぴあニュース

 

Duphly(デユフリ)の初版譜

皆様、こんばんは。

6/11リサイタルまで1週間となりました。私の楽器をホールへ持っていきます。

こちらは、演奏させて頂く18世紀フランスの素敵なクラブサン曲を残したDuphly(デユフリ)の初版譜です。

現在でも、この様なファクシミリの版を買ったり、ネット(IMSLP)で気軽にダウンロードをして見ることができます。

17,18世紀フランスではルイ王朝の許可がなければ出版できなかった為、巻頭には必ず献辞が昔のフランス語で書かれています。見ているだけでも美しいですね。

チェンバリスト(伊語cembalisto)(フランス語ではclavecinistクラブシニスト)は当時の作曲家の自筆譜や作曲家が生きていた頃に出版された初版譜など残っている楽譜を調べて、できるだけ信憑性の高いものを使います。

まるで、18世紀からの手紙を読んでいるようですね。

現代譜と比べると、微妙なスラーやスタッカート、アクセントなどの記号がずれていたり、音が違う場合もあります。その為、色々な楽譜を確認することが重要です。そして、その後どの情報を選ぶのかは奏者の判断によります。

コンサートで演奏予定のデユフリ「3美神」は、始めにフランス語で指示が書かれています。「楽譜の中の点は、左右をずらして弾いて下さい」という注釈です。これが書いていないと、うっかりスタッカート(切って弾く指示)だと誰もが思ってしまいます。

フランス人は、(今でもそうですが)細かいセンスにうるさいので、親切に装飾表も作曲家1人1人きちんと書いてくれています。

17世紀フランスの作曲家ダングルベールの初版譜。見ているだけでも流れるようなフランス語のようですね。

その為、同じトリルの記号でも作曲家によって、どの様に弾くのが指示が異なることが多く、必ず装飾表を確認して演奏します。

私は、当時の作曲家が込めた想いを楽譜に託し、それを再現する作業をチェンバロで行っていると考えています。音だけでなく空間や間も含めて。

例えば、18世紀フランスに作られた香水の調合表があるとします。

詳細は紙の上に書いてありますが、実際にその香りを2021年の今に蘇らせる為には、イメージやその内容を読み解く知識やセンス、経験が必要だと思います。

そして、1人1人再現する人によって、書いてある同じ内容でも異なる香りが生まれるのではないでしょうか。それが面白いですね。

音楽やお料理も、同様に十人十色になりますね。

当時、作曲家や貴族が楽しんでいた”音”にできるだけ近ずきたいと願っています。勿論タイムマシーンがない限り、その「音」を知る術はないのですが。

しかし、世界中の当時のチェンバロ(伊語:cembalo)(仏語:clavecin クラブサン)が今でも残っています。

アメリカでチェンバロを始めてから、それらのコレクションを旅行で行く度に連絡をして弾かせて頂きました。敷板の高い博物館も、休館日など誰もいない時に見せてくれたりします。

まるで、宝物に会いにいくような気分です。

そして、毎回見事に裏切られるのです!

良い意味で。

生まれて聞いたことのない音、それはまるで数百年生きている長老とお話しているような気分になります。

ヴェルサイユ宮殿所蔵の名器ルッカ―ス

やはり、フランス様式のクラブサンはその楽器が製作された当時の曲を弾くとしっくり来ますし、イタリア様式のチェンバロはまるでイタリア語のように滑舌がはっきりとしていて、タッチも全然違います。

作曲家にはもう会うことは叶わないけれど、彼らが聞いていたであろう音に触れることで、少しでも楽譜の音の世界に近くなる気がしました。

今は旅行をすることが難しい時期が続いていますが、それらの聞いた音は今でも頭の中に浮かび、その時代を想えば繋がれるのではないかと思います。

早くまた安心して色々な国へ自由へ行ける日、そして音楽を世界中で楽しめる日が来ることを心より願っています。

そして、6/11の公演で素敵なクラブサン曲を皆様とご一緒に楽しめる空間となりますよう、心より願っております。

感染予防対策をして、お待ちしております。

6月11日公演開催致します

今年は梅雨が早くに始まりチェンバロにとっては管理の大変な時期となっております。除湿機、サーキュレーター、空気清浄機など使用しています。

チェンバロは温度湿度に大変敏感な楽器のため、湿度を一定にしていないとこの時期は毎日調律をしないといけません。大きな赤ちゃんのようです!

さて、緊急事態宣言が6月20日まで延長となってしまいましたが、感染対策をしっかりして、ホール定員半数以下で6月11日〈金)公演を開催させて頂きます。残数、少なくなりましたが16時、19時公演共にございますので、ご興味のある方はお早めにお申込み下さいませ。

16時⇒ほぼ完売。19時はまだございます。6/6(日)にはチケット販売を締切らせて頂く予定です。

今回は、初めてオンライン配信を7月よりさせて頂きます。ご自宅で気軽にチェンバロのコンサートへ行った様にお楽しみ頂けます。

カメラ3台、マイク4本(ハイレゾ)を使用して、編集後の動画をお届けさせて頂きます。

どうぞご利用下さい。

1年前にチェンバロを大々的にメンテナンスをしましたが、先週6時間かけて全てのジャック、音を出す部分の爪を調整して頂きました。

爪と呼ばれる弦を弾く部分は1cm以下ですが、カットの仕方は0.8ミクロン(1ミリより細かい!)の長さや角度で音質が変わるそうです。

制作者の名前とエンブレムのが記載されたローズは各チェンバロ制作者で異なります。

私のフランドル様式(フレミッシュ)の楽器は、ドイツ・ケルン近郊のLuts Werumという方の楽器です。かれこれ12才位になり、日本の気候にも馴染んできました。

6月に皆様とお会いできますこと、楽しみにしております。

パリ散歩2015年

皆様こんにちは。
昔の写真から、大好きなお散歩コースが出て来ました。

なかなかパリに行くことが難しくなってしまいましたが、
久しぶりに懐かしい風景を見て

やはり美しい!

と目から入る美しさに
歩くだけでウキウキしてしまいます。

どうぞお楽しみ下さい!

朝は広場のマルシェで新鮮なフルーツや野菜を買います。新鮮なサーモンで手巻き寿司をしたら美味しかったです。

シテ島ノートルダム寺院とセーヌ川

気持ちの良い快晴

世界遺産のノートルダム寺院(塔が消失の前です)

(シテ島からサン・ルイ島へ渡る橋からは、パリ市庁舎Hotel de Villeが見えます)

セーヌ川横のカフェ

 

サンルイ島からマレ地区へ渡った可愛らしいカフェは、この出窓の中から外を見るアングルで、福山雅治と石田ひかりの映画が撮影されていました。

そのレストランの左側にはチェンバロの作品を多く残した作曲家ゆかりのサン・ジェルヴェ教会 (L’eglise st-Gervais)があります。2015年の時は工事中でした。

この可愛らしい教会の裏道は、中世からの面影を残しています。今でも、夕方の礼拝の時間になると修道士や修道女が教会に集まりミサを歌っています。

サンジェルヴェ教会のオルガン。クープラン家が代々オルガニストを務めていました。フランスのバッハ家のようですね。

17世紀後半のルイ・クープラン

ルイの甥に当たるフランソワ・クープランは18世紀クラブサン曲集4巻を残しました。

フランスらしい装飾音符の多い、レースのように美しいクラブサン音楽です。

ステンドグラスが素敵です。

シャンゼリゼ通りの方のセーヌ川にはエッフェル塔が見られます。

気分はパリへ皆様跳んでいきましたか?

素敵な思い出や絵画、人との出会いはいつまでも心に残りますね。

Video ラモー:サラバンド

サラバンドは、チェンバロでもよく演奏するフランスのバロックダンスです。
ゆったりとした3拍子と優雅な装飾が魅力的です。

どうぞ、お楽しみ下さい。

 

Videmo ルイ・クープランの小節線のないプレリュード

皆様、連休はどの様に過ごされましたか。

フランス17世紀クラブサン音楽を代表する、ルイ・クープランの小節線のないプレリュードの動画のご紹介です。

即興的なスタイルで、まるでフランス語の響きのように流れる魅力的な曲です。

どうぞお楽しみ下さい。

Video Bach:Italian Concerto 3rd mov 動画 バッハ:イタリア協奏曲3楽章

桜が散り始め、今年は早かったですね。

さて、バッハ:イタリア協奏曲第3楽章の動画のご紹介です。

バッハの強弱記号の指示に従い、fpのコントラストを出す為に弦1本の上鍵盤、3本の下鍵盤を猫のように(!)目まぐるしく鍵盤を変えて演奏しています。

どうぞお楽しみ下さい。

 

Video Bach:Italian Concerto 2nd mov 動画 バッハ:イタリア協奏曲2楽章

皆様こんにちは。
梅の花が咲き、春を感じる季節となり嬉しいですね。

バッハ:イタリア協奏曲第1楽章に引き続き、第2楽章の演奏動画を製作しました。

イタリア様式のアリアの様に、自由に美しい右手の旋律が魅力的です。
左手の伴奏はまるでチェロのようですが、跳躍が2オクターブ以上あるバス(低音)は、バッハの中でも珍しいかもしれません。

音編集は自分で行い、動画編集は恵比寿教室でピアノを教えて下さっている三好先生と息子さんが仕上げて下さいました。

どうぞお楽しみ下さい。

謹賀新年2021年

明けまして おめでとうございます。

皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。

音楽と共に素敵な年になりますように。

今年もどうぞ宜しくお願い致します。

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