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claveciniste et pianofortiste

コンサートを終えて/apres avoir fini le concert

皆様、こんにちは。
すっかり東京も秋の気候になりましたね。
写真は7月末に行ったベルギーの古都ブルージュです。文章と関係はないのですが、きれいなので!
実は、9月13日に帰国した頃のヨーロッパは既に15度くらいの肌寒い気候で、革ジャンにブーツを着ているパリジェンヌもいました。
しかし、東京に戻り32度と湿度の高い*夏*の帰国に逆戻り!そして、再びここ日本で秋を迎えるという不思議な感覚で、少々体が驚いている感じです。
季節の移り目は体調を崩しやすいので、みなさまもお気をつけください。
ブルージュの聖母教会。
早いもので、先日のコンサートが終わり10月になりました。今年もあと残り2か月!と考えると、2007年の元旦を迎えてからそんなに時間がたったものか・・・と驚いてしまいます。
ベルギーの骨董のコレクターがイタリアより持ち帰り、聖母教会に寄付したミケランジェロ作の聖母像。イタリア以外に存在する数少なしミケランジェロの作品。
今回のコンサートを終え、いつにも増して多くの方々に助けて頂き初めて実現したことを実感し、感謝の気持ちで一杯です。
演奏家は演奏すれば良い・・・・と言ってしまえばそうかもしれませんが、今回のような自主公演の際には実は多くの時間と準備がかかります。
聖母教会内のマリア像

教会内を偶然にお散歩をしていたチェンバロの巨匠・レオンハルトが!
たった1日の為に。そうです。
その数時間1人でも多くの方と音楽を共感して頂く為に、半年前から企画します。
7年前より東京でのコンサートを企画してきましたが、毎回行う度に多くのことを学んだり反省しながら、次回はより改善できるようにそれらの経験を生かしてきました。


今回は、ちらし・プログラムはパリ在住で以前にアムステルダムで出会った素晴らしいコンテポラリーアーティストの友人にデザインをして頂き、パリより京都の印刷屋さんにインターネットで入稿して東京の実家に郵送してもらう・・・・という10年前では考えられないことが、便利な世の中になったお陰で無事にできました。

また、今回使用したチェンバロは共演者の福沢 宏さんがコツコツと夏に修復された、26年前に制作された堀さんの楽器でしたが、フレンチチェンバロでしたのでラモーを演奏するには最適でした。
そしてバロック・ヴァイオリンの荒木 優子さんは実は桐朋女子高校時代の先輩で、お互いにモダンピアノ・ヴァイオリンを弾いていた時には、ブラームスのピアノクインテットを演奏した仲です。
私がボストンに住んでいた5年ほど前に、初めて日本を代表するバロックオーケストラ、バッハ・コレギウム・ジャパンのアメリカツアーのボストン公演で荒木さんがメンバーの一員として演奏していたので、会いに行くと知らない間にお互いにバロック音楽を演奏していた・・・という嬉しい驚きの再会となり、その翌年の東京コンサートでゲスト出演をして頂きました。
本当にどこでどの縁がつながるか分りませんね。
ベルギーレースの飾られた窓。

そして、今でも伝統の残るベルギーレースを作る女性。68本ものレースの棒を交互に組み合わせて瞬く間に編んでいきます。
では、そろそろパリに戻りますが、実は数年ぶりにフォルテピアノを始めるので、17年弾いていたピアノの楽譜を再び引っ張り出して、モーツァルトやベートーベンなどを18世紀当時のフォルテピアノやそのコピー楽器で演奏して、将来的にはチェンバロと両方演奏して行きたいと願っています。
やはりタッチや楽器はチェンバロより重かったり大きいのですが、今の黒いピアノよりもモーツァルト時代のフォルテピアノはとても繊細で断然チェンバロに近い感覚です。
11月にはパリとロンドンでチェンバロのコンサートもあるので、文字どおりバッハとモーツァルトの世界を行き来するという、また今までと違った音楽の向き合う年になると思います。
では、皆様も和らいだ暑さの中紅葉などをお楽しみください。

ベルギーといえば・・・・チョコレート!箱の風景画もチョコのです。

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