パリにはあちこちに教会がある。
リュクサンブール公園から徒歩2分のパンテオンの裏に、小さなサン・エティエンヌ・デュ・モン教会(Eglise St-Etienne du Mont)がある。

なんでも、5世紀から建てられ始め、その後ルイ15世によって、増築されたり、カリヨン(鐘)の塔を高くしたりしている。
その為か、外見も普通の教会よりもユニークな形である。今でも、5つのカリヨンは、時間になると、昔からの音色を鳴り響かす。
余談だが、オランダのアムステルダムに住んでいた家は、小さな教会の隣で、夜中でもきちんと1時は1回、2時は2回と朝の5時だろうが、5回鳴らすのである。
時差ぼけの時は、寝れないで居ると、1時間ごとに、カン。カン。カーン。と容赦なしに鳴る回数が増えて、もっと寝不足になってしまった。
でも、慣れると、鐘が鳴り出すと無意識のうちに数え、時計を見なくても時を知ることができる。ただし、7回だと思って、まだ寝ていたら、実は8時だったのに、始めの1回を数え忘れ、遅刻してしまった覚えもある。(笑)

話をもどすと、このパリの教会は、5世紀に作られた、まるで絵の様にお話を伝えるステンドグラスが残っている。
また、かの有名な数学者・化学者のパスカルは1662年に、そして文学者のラシーヌが1711年にこの教会に埋葬されているという事実に、驚いた。

そして、丁度ミサの始まり前には、オルガンからフランスのオルガン曲が流れ、神父さんが祭壇の方へと歩いていった。
今も、こうしてミサが続き、祈る人々が耐えないという長い歴史に、パリのまた違った魅力を感じた。
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