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ヴェルサイユ宮殿のすぐ横にある王の図書館*La bibiliotheque de la musique du Roi*は、ルイ14世の治世下に建設されました。
図書館の一室 Chambre de France (フランスの間)でアフタヌーンコンサートがありました。
1684年 ヴェルサイユ宮殿・礼拝堂の音楽家であった Francois Fossardがバレエやオペラ、そして器楽のコピーをVolume(巻)としてまとめ始めました。
300年経った今も色鮮やかな17世紀の楽譜。
パリ・ヴェルサイユの音楽家の出版物は、ほとんどの場合がルイ14世・15世の許可が必要でした。
その為、この頃の初版譜(ファクシミリ)を見ると必ずと言ってよいほど、王様への献辞が長々と丁寧な古フランス語で書かれたページが開いてすぐにあります。
そこに、出版することを許された一握りの宮廷作曲家は、大変光栄なことだったに違いありません。
先月東京コンサートで演奏した18世紀に活躍したラモーのポートレートも展示してあります。(写真右)
実際この図書館の説明にもあるように、2人の王太子妃の1745年、1747年の結婚を祝い4つのオペラが作曲されました。
また、オペラを愛したマリーアントワネットも、3人の息子の結婚(1770年、1771年、1773年)を祝して1770年に、大々的な祝賀会をオペラ・舞踏会と共に行いました。
Ballet Royalと書かれた楽譜なので、バレエのスコアではないでしょうか。音楽監督であったリュリが使用したのでしょうか!?
ルイ14世の時代には、演劇などの娯楽が盛んなパリから離れたヴェルサイユでも楽しもうという企画から、*d’appartements* (アパート、住居、スペース) と題して、毎週月・水・木曜日の午後や夜に宴会を催していました。社交好きのフランス宮廷人には、もってこいですね。
その内容は、宮廷でのお食事から始まり、賭け事、舞踏会、コンサートと時間を忘れて楽しんだのではないでしょうか。
何気ない通りの門の上にある天使のモチーフ。
この当時の文化や美術、音楽に対する投資により、素晴らしい芸術家達の才能が伸ばされ、多くのチェンバロの名曲も生まれました。
しかし、ヴェルサイユ宮殿の一歩外は荒野が広がり、貧しい農民が生活していた分けですから、やはりこの激しい階級制度に対する反発は日に日に積もっていったのでしょう。
そして、その代償はフランス革命という仇で返されるのですが・・・・・
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