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claveciniste et pianofortiste

楽器製作者のアトリエ/le Facteur de Clavecin

パリ郊外にある、知人でもあるチェンバロ製作者、そして修復家のアトリエに伺った。
1年前には、まだ修復中のぼろぼろの楽器達も、細かい作業の末、演奏可能の楽器となり、出迎えてくれた。

これは、北欧製の18世紀後期の大きなクラヴィコード。クラヴィコードはオルガにストの自宅用の練習楽器としても、チェンバロよりも手頃な値段で買えることから、18世紀、ドイツを中心にかなり盛んになった。****Original clavichord in 18th centry in Norway.

これは、ショパンがジョルジュ・サンドのコルシカ島の別荘で前奏曲などを作曲していた時に、使っていたモデルに近い、フランス製・プレイエル社のピアニーノ。(今のアップライトピアノの様なもの)アトリエに住む愛犬ピポー君も良い子にポーズを取っている。****Pianino by Pleyel.Chopin had the same type of piano at the corsica.

これは、イタリア製の珍しい2段のチェンバロ。17世紀だろうか。この様に、アンティークの楽器は、よほど良い状態で保ち続けられたのでなければ、この様に、色々な所にひびが入ったり、修復する箇所が多い。****An original Italian double manual harpsichord.

これは、フランス製のアンテーィクチェンバロの弦が張ってある下のサウンドボードと言われる木。チェンバロを作る時は、この木に装飾画を描いてから、弦を張る。この木は、2,3ミリの薄さで、この木によってチェンバロの命の様な場所。しかし、湿気や感想によって、この様に、ひびが入ってしまうことは今でも、稀ではない。****A sound board of an original french harpsichord.
製作者やチェンバリストはこの様な、貴重なアンテーィク楽器を見ることで、3世紀昔にどの様に、作られているかを、間近に学ぶことができる。

そして、現代の製作者がそれらをもとに、昔の楽器のコピー楽器を今も、製作している。****Copy instrument by Olivier Fadini

これは、チェンバロの装飾の時に使う、自然な成分を使った、顔料。さすがにショッキングピンクは自然のものではないそう。****painting material for the harpsichord.
木を張る際には、日本でも古くから使われている、膠(にかわ)を使用する。成分は、魚や動物のゼラチンを成分としたものを使用するが、やはり現代の動物達よりも、古い膠の方が、成分が良いそうである。
この様な、製作家がヨーロッパ各地、また日本各地にも居て、今も研究しながら、*良い音*を追及し、現代に再現することを試みている。

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