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昨日、パリより電車で20分ほどの郊外にありますChantilly(シャンテイイー)という街に
私のただいま装飾中のチェンバロを見に行ってきました。
今回で3回目ですが、毎回の変化に驚かされましたが、またしてもビックリ!
パトリックさん(2番目の画家)の描くお花は、本当に品が良く、柔らかな色で素晴らしいテクニック!
実は、1人目の画家の方に響板を描いて頂きましたが、予想外に色が濃く、あまり絵も美しくありませんでした。
その為、違う2人目の画家の方を探し、外側の装飾をお願いし、1からモチーフなど描くものを話し合い、決めていきました。
ちょっと反射していますが・・・分かるでしょうか。
現在の全体像。脇のお花、天使の部分はまだ未完成です。
もともとサイドはブルーグレーでしたが、蓋の内側の絵の色に合わないということで、パトリックさんのアイデアで黒い背景に茶色のラインが入りました。
2人の天使は、ちょっとリアル過ぎて蓋の絵と喧嘩するのでは!?と話し合い、消してもらうことになりました。もっとシンプルな植物のつる等に変更してニスを塗り、終了です。
まさに、世界に1台しかないチェンバロです!
ベンドサイドの天使。遠めで見たらきれいかと思いますが、毎日自分の部屋で見るか・・・と思うと、ちょっとインパクトが強すぎるかな・・・ということで、消されてしまいます!ごめんなさい。ばいば~~い
横に描かれているカーネーションのような、ローズのような・・・花
まだ、未完成の部分ですが、横のしっぽに描かれているチューリップの絵。
蓋の絵の一部分。フレミッシュ(オランダ)らしい、パイプを吸う男の人の描かれた本、リコーダー、そして楽譜。
楽譜の部分。
これは、私の大好きなラモーの*Les Soupirs*(ため息)というファクシミリの楽譜をパトリックさんにお渡しし、それを真似て描いてもらいました。
その為、始めの数小節は楽譜のまま!なので、冗談でコンサートのアンコールの曲がなかったら、この絵を見て弾きますね!と話したら笑ってました。
蓋の中央、楽器の部分
蓋の左側にあるお花のブーケ。私の大好きな部分です。
まるで1枚の絵のようですね。
これは、去年の夏に1人目の画家の方が描いた後の響板の絵。これから、弦を張ります。
しかし!描かないで・・・・と言った*蛾*(大嫌い・・・)が弾くとまさに目の前に見えます!
その他の色も統一感がなく、とてもモダンな色で仕上がっています。
この部分は、2人目の画家、パトリックさんが消せる部分は消し、上から新しく描いてくれました。
この違いにはビックリ! 茶色の蛾が可愛いお花に変わっていますね。(笑)
そして、キツイ色のチューリップが柔らかなアヤメのお花に・・・
なぜか?!描かれていた杏……の絵も、花の絵に変わっています。
素晴らしい想像力と技術に驚きました。
とても繊細な色調に生まれ変わり、ほっとしています。
10日後に全て装飾を終了し、私のドイツのチェンバロ製作者が片道8時間ドライブでチェンバロを取りに来て、ケルン郊外に持って帰り、これから一番大事な鍵盤や弦を張り、最後の調整です。
夏にはできるでしょうか・・・・すでに、3年の月日が流れました・・・・・・
まあ、一生使っていく物ですが、宝物ですね。
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