皆様こんにちは。
9月20日の日本福音ルーテル東京教会のリサイタルは、無事に終了させて頂きました。
大変暑い中、多くの方にお越し頂き、とても感謝しております。
リハーサル風景
今回は、オールラモープログラムという初の企画でしたが、チェンバロがお好きな方から初めてお聞きになる方まで、みなさんが楽しまれたようで何よりです。
バロック ヴァイオリンの荒木 優子さん
ラモーの旋律は重厚なハーモニーの中でしなやかに動きますが、そのメロディーが初めての方にも親しみやすかったというのには、新たな発見でした。
ヴィオラ・ダ・ガンバの 福沢 宏さん
確かにラモーを聞くと、良い~~~~!と思ってしまいますが。
やはり名曲ですね。
ラモー自身が作曲をして発表していたラ・ププリニエールのサロンでも貴族やサロンに集まる人達は*初演*を聞いたでしょうし、その中にはジャン・ジャック・ルソーなどの著名人であり口うるさい評論家も居ました。
そのような社交界の中で次々と魅力的な作品を発表し、膨大なオペラを書き上げることができたのも、ラモーの成功と社会的地位から、自分の作品に没頭する時間が許されていたのでしょう。
17世紀にモリエールの演劇などを上演し始めた歴史ある、コメディー・フランセーズのサロン。ヴォルテールの像。
今でもモリエールをバロック音楽と共に上演して当時のウィットにとんだ劇を観る事ができます。ラモーも、足を運んだのではないでしょうか!?
タイムマシンに乗ってラモーの時代を体験することはできませんが、今でもパリの天井の高くきらびやかなシャンデリアの輝くサロンを見ると、優雅なコンサートの様子が想像できます。
パリの街中ではふとした時に、歴史のある建物や小道に出会い、その通り過ぎた数百年の時間を実感することができます。

音楽もこうして17世紀よりずっと人達の生活の中に自然に生き続き、今に引き継がれています。
今後も、そのようなヨーロッパの文化と馴染んだ音楽を東京の皆様と共感できたらいいなと思って居ます。
心が想えば、時代や国を超えてその空間へ行けるのではないでしょうか。
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演奏時には、ラモーの時代に出版された銅版画で印刷された初版譜のコピーを使います。出来る限り、当時の音楽を表現しようという試みです。
現代の出版譜には、更訂されて作曲家の意図と違う編集者のフレーズが書き加えられたりしています。
また、その反対に当時の印刷技術が完璧でないことから、リズムの間違いなどもありますので、現存するファクシミリや現代譜などを参考にどれが一番相応しいかと考え演奏します。
次回は、来年の春頃に大変素晴らしい美声のソプラノ歌手・懸田 奈緒子さんをお迎えしてコンサートを企画中ですので、どうぞお楽しみに。
また、詳細をこのブログに掲載いたします。

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