この1週間は、アルザス地方の音楽祭に参加してきた。
ストラスブールの1時間パリ寄りの小さなSt-Quirin(サン・キラン)という町は、小高い丘に家が建てられ、教会は遠くからでもすぐに目に入る。
教会内の上に、Johann Andreas Silbermann(ヨハン・アンドレアス・ジルバーマン:1712-1783)が、1740年に作ったオルガンが今も残り、コンサートが行われている。

オルガンのあるバルコニーに上がると、教会内が一望できる。夜のコンサートの為に中央に置かれたチェンバロを調律中で、その横にクラヴィコードが置いてある。この日は、オルガン、チェンバロ、クラヴィコードの演奏を4人の音楽家が演奏し、とても素晴らしいコンサートだった。

中でも、驚いたのはドイツ人のChristianというオルガニストが、その日に教会に着いて聖歌から1曲選び、そのメロディーをもとに即興演奏をしたのだが、フーガや模倣、カノンなど色々なスタイルで次から次へと10分ほど演奏していた。即興の技術と、バッハなどの主要な音楽家の和声進行や、作曲手法を全て熟知し、その瞬間に生まれるセンスも感じさせる、即興とは思えない演奏だった。
昔は、自然にほとんどの音楽家が即興演奏をしていた。今は、あまり即興演奏を全ての音楽家が出来る分けでもなく、このChristianから色々な即興演奏のコツや、どの様に習得するのかを聞いたので、いつか、私も即興演奏を自由にできたら、どんなに楽しいかと思う。
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