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claveciniste et pianofortiste

ザールブルグ/Sarrebourg

フランスは、パリから1歩外へ出れば、農業大国であることを感じさせられる。電車に乗って、30分もすれば、自然が見えてきてあちこちに小さな村や町が見えてくる。
驚くのは、どんなに小さな村にでも、必ず教会があること。それだけ、宗教の力は強かったんだなあと感じさせられる。

今回は、去年の夏に初めて訪れた、ドイツ国境にすぐ近くのストラスブールから1時間ほど、パリ寄りのザールブルグ。
ここに1週間泊まったが、周りはどこまでも続く農園。どこからともなく風と共に、牛の臭いが運ばれ、目が覚めることもあった。

しかし、炎天下の中色々な場所から集まった多くのチェンバリストと交流しながら、毎日朝から深夜までリハーサルなど、音楽三昧の日々であった。
普段はあまり演奏する機会のない、2台チェンバロの曲も初見したり、最後にはコンサートで演奏した。
勿論、コンサート終了後はどんちゃん騒ぎで、Jazzやウインナワルツ、ブギウギなどの踊れる曲を、みんなで代わる代わる、チェンバロで即興したり演奏し、踊たっりと、楽しい時間を過ごした。しかし、ブラームスのハンガリー舞曲はをチェンバロで弾くのは、やはりどこか無理があり、鍵盤も1オクターブ足りない!のに、大学の頃によく弾いたなと懐かしかった。
夜9時半頃のきれいな青い空。

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