また、「バッハ:パルテイータ」の公開レクチャーでは、バッハが幼少期から写譜をして影響を受けた作曲家(ヴィヴァルデイ、フレスコバルデイ、ダングルベール、デユパールなど)を調べて良い勉強になりました。
七夕にチェンバロを弾こう!
5/19(日)チェンバロコンサート ~Plaisir de clavecin~クラヴサンの喜び
今回初めての試みですが、出演する生徒を中心に企画してコンサートを開催させて頂きます。
ちらし・詳細
http://bit.ly/2L2dSL8
佐藤さん、山本さんは共に会社務めをされていらっしゃいますが、音楽をライフワークに大変熱心にチェンバロに取り組んでいます。
★山本明日美さん
アムステルダム音楽院の夏期講習に2年続けて参加しメノ・ファン・デルフト氏やミクロス・スパーニ氏のレッスンを受けユトレヒト音楽祭でも室内楽を演奏されました。また、3月にはクリストフ・ルセのイタリア・フィレンツエの講習会にも参加しました。
2018年大阪国際コンクール 「アーリーミュージック部門」でエスポワール賞を受賞され、チェンバロプレジャーでも準グランプリを受賞されています。
★佐藤大介さん
幼少の頃よりピアノを習い多くのコンクールを受けていらっしゃいました。1年前よりチェンバロを始められ、2018年、見事チェンバロプレジャーのグランプリを受賞され、精力的に色々なレパートリーに取り組まれています。
どうぞ、皆様お誘い合わせの上お越し下さい。
場所:松本記念音楽迎賓館
東急田園都市線「二子玉川駅」&小田急線「成城学園前駅」よりバス。
アクセス:http://ongakugeihinkan.jp/access/bus_train.html
2019年フランス・アメリカ公演
3月に久しぶりにフランス・アメリカ公演を行います。
①3月1日(金)フランス・ナント
【2台チェンバロ】 チェンバロ:ジョスリーヌ・キュイエ&植山けい
プログラム:J.S.バッハ:音楽の捧げもの、ルルー:組曲、フランソワ・クープラン第8オルドルよりアルマンド他。
Récital à deux clavecins
Date: 1 mars 2019 – 20:30 Lieu: Temple Protestant Addresse: Place Edouard Normand Ville: Nantes (44) Réservations: 02 52 10 16 21 – Billetterie sur place Jocelyne CUILLER & Kay UEYAMA, clavecins
②3月5日(火)フランス・ポワッシー
室内楽コンサート (チェンバロ、オルガン、カルテット、歌)
プログラム:スカルラッティ:ソナタ、フランソワ・クープラン:王宮のコンセール第1番ほか
場所:ノートルダム コレジアル教会、ポワッシー
a 20h30 le 5 Mars,2019
a La collégiale Notre-Dame de Poissy L’orgue, le clavecin, la quatuor
③アメリカ・ボストン 3月15日(金)20:30 ●バッハプログラム
ケンブリッジ、ハーバード大学近く
J.S.バッハコンサート:ヴァイオリンソナタ第4番、5番、6番、カンタータBWV
詳細:http://masspeaceaction.org/event/music-for-peace-all-bach-program/
Sonatas and Arias of Bach March 15 @ 7:30 pm – 10:00 pm
Harvard-Epworth Methodist Church 1555 Massachusetts Ave. Cambridge, MA United States Music for Peace:
- Baroque violin: Dana Maiben, Harpsichord: Kay Ueyama, Soprano: Junko Watanabe
- All Bach program:
- Music by Johann Sebastian Bach (1685-1750)
- Violin Sonata No.4 c minor BWV1017
- Cantata BWV 76 “Hört, ihr Völker”
- Cantata BWV 58 “Ich bin vergnügt in meinem Leiden”
- Violin Sonata No.5 BWV1018 f minor
- Partita for harpsichord: No.1 BWV 825 B flat major
- Cantata BWV204 “Die Schätzbarkeit der weiten Erden”
- Violin Sonata No.6 G Major BWV1019
④3月16日(金)ケンダル バッハプログラム
at 17:00, Friday 16th March, in Kendal ●Bach program
⑤3月17日(土)ウッドストック、ニューハンプシャー州 バッハプログラム
at 14:00, Saturday 17th March in Wood stock church ●Bach program
「パルティータ」ネット配信開始!
2018年9月11日(火)近江楽堂 ランチタイムコンサート
やっと秋の気配が感じられる季節となりました。
皆様はいかがお過ごしでしょうか。
この夏は、猛暑と天災に見舞われて異常気象ではないかと思います。
被災地の一刻も早い復旧を心より願っております。
9月11日(火)近江楽堂3階 ランチタイムコンサートがございます。
ご都合の宜しい方は、ご家族やお友達をお誘い合わせの上是非お越し下さい。
2回公演で入場無料です。公演終了後に新譜CD「6つのパルティータ」のサイン会もございます。
アクセス:詳細
http://www.oumigakudou.com/pg71.html
プログラム
①第1回 12:30~13:00
ジャン・セバスティアン・バッハ/ 第1番 変ロ長調 BWV 825
J.S.Bach (1685-1750) / Partita No.1
前奏曲 Praeludium
アルマンド Allemande
コレンテ Corrente
サラバンド Sarabande
メヌエットI & II Menuet I
ジグGigue
ジャン・フィリップ・ラモー / 優しい訴え
J. P. Rameau (1683-1764) / Les Tendres Plaintes
②第2回 13:30~14:00
ジャン・セバスティアン・バッハ / 第5番 ト長調 BWV 829
J.S.Bach (1685-1750) / Partita No.5
前奏曲 Praembulum
アルマンドAllemande
コレンテCorrente
サラバンドSarabande
テンポ・ディ・メヌエットTempo di Minuetto
パスピエ Passepied
ジグGigue
ジャン・フィリップ・ラモー / 優しい訴え
J. P. Rameau (1683-1764) / Les Tendres Plaintes
6/30-7/1 第5回チェンバロフェステイバル無事に終了!
浜離宮朝日ホールにて第5回チェンバロフェスティバルが終了しました。
The 5th Cembalo fesitival has finished! (ligeti concert ,lecture and kids lesson)
芸術監督の曽根麻矢子さんを始め、渡邊順生先生、上尾直毅さん、大井浩明さん、野澤知子さん、皆様の素晴らしい演奏&集中力&本番への準備を拝見させて頂き、大変貴重な経験となりました。また、多くのスタッフの皆様のお蔭で無事に終了しましたこと、心より御礼申し上げます。
3日間続けてお越し頂いたチェンバロ愛好家の皆様、生徒の皆様にも感謝申し上げます。
舞台には5台ものチェンバロが用意され、演奏曲目によりイタリアン、ジャーマン、フランス様式のチェンバロが使用されました。異なる楽器の音色を聞けるのも魅力の一つですね。
大理石のホールロビー階段はヨーロッパのような美しい響きでした。
レクチャーに聞きに来て下さったチェンバロ奏者、桐朋学園大学でお世話になった有田千代子先生(右)とフォルテピアニストで音教時代から一緒の平井千絵ちゃんと。
子供のチェンバロ教室では藤田理央ちゃんが野澤先生のレッスンを受け、佐藤春空君はインベンションを弾いてくれました。 ピアノよりも鍵盤の軽いチェンバロを「弾きやすい」とトリルも上手く弾いていました。今後バロック音楽を弾く際に、チェンバロのイメージが膨らむと良いですね。
曽根麻矢子さんの愛器David Leyの素晴らしい楽器で演奏させて頂き大変幸せでした。
第5回のフェステイバルでは、手の交差をして演奏するフランソワ・クープランの「ティク・タク・ショック」と現代曲のリゲティの「Continuum」というPrestissimo (最も早く&4分以内に弾くという作曲家の指示あり)を演奏させて頂きました。この2つの曲は分散和音で作曲されている点で類似点があることから、セットで演奏させて頂きました。
「Continuum」はPrestissimo (最も早いテンポで演奏&4分以内に弾くという作曲家の指示あり)は楽譜を目で終えないほど速く、練習方法も色々と悩まされました。あまりに難しいのです。
譜読みを始めたものの、微妙にリズムが3:4 が3:5, 3:6⇒4:5⇒5:6….の様に片手のリズムと音がずれ続けていきます。
急に上手になる魔法はなく。。。
片手ずつゆっくり何回も練習、メトロノームに合わせて少しずつテンポを上げて行きました。
実際に演奏したことのあるチェンバリストより、弾けなくても良いから本番のテンポでも弾いておいた方が良い。
とのことで、無謀にも!?高速で弾くと腱鞘炎になりそうになり・・・
ストップ!
また、メトロノームとゆっくりなテンポで再開。そして、片手ずつ高速で弾けるようにしても両手を合すと楽譜に書いている音との中から一定のリズムでドードードと音が浮かび上がって聞こえてきたり・・・
今までに取り組んだことのない曲でした。
そして迎えた本番。清水の舞台から飛び降りる!?覚悟でステージへ。
18世紀のF.クープランの音楽がとても平和に聞こえ、歌えるテンポでゆったりめに演奏し終えました。
腕を脱力し、極力無駄のない「最小の動きで最大の効果を」というのは理想ですが、構想の場合は自然に動作がミニマムになります。そして、気が付いた時は最後の2ページ、4フィートのみで演奏している高音の世界は、まるで真空管の中に入ってしまったような・・・
とてつもない緊張感の後に宇宙の無重力状態にワープしてしまったような・・・
不思議な集中状態にありました。そして、気が付けば終わっていました。
私にとっても大変貴重な機会と経験になりました。フランス人のチェンバリストでアンコールにさらっと弾いてしまう方もいらっしゃるようです。そこまで自分のレパートリーになるかは分かりませんが、生涯に1度、いやここまで大変な思いをしたのでまた機会があれば演奏させて頂きたいと思います。
が、暫くおやすみ・・・
JFN FMラジオ 「Memories&Discoveries」出演
皆様こんにちは。
7/10(火)-13日(金)の4日間、JFN FMラジオ 「Memories&Discoveries」
でクラシックレコメンダーとして、J.S.Bach:パルティータ、ゴルトベルク変奏曲、イタリア協奏曲のCDをご紹介させて頂いています。
パーソナリティー:朝倉あき
放送時間:5:00-5:30am
残念なことに東京FM以外の30局放送だそうですが、ネット配信でお聞き頂けます。
クラシック音楽のコーナーは5時20分~30分と早いですが。。。
ちょうど京都へ行く日でしたので5時起きで聞いてみました。
改めて、「声が低い・・・」ですね。以前に歌手の方から、私は「歌だったら絶対にアルトパートだね。」と言われたのを思い出しました。
http://park.gsj.mobi/news/show/46854
KAWAI情報誌「アンサンブル」7月号に掲載
Intoxicate & CD Journal インタビュー記事
- ダングルベール:プレリュード 3/3公演のご案内
2024/2/23 - 3/4 八島優 公開レッスン曲目
2024/2/18 - 2024年3月3日(日)2台チェンバロの饗宴
2024/2/06 - イタリア・ボローニャ楽器博物館2
2024/2/05 - イタリア・ボローニャ楽器博物館1
2024/2/04 - フランス・パリ
2024/2/01 - スカルラッティ:ソナタK.141 植山けいライブ録音♪
2024/1/18 - J.S.Bach:イタリア協奏曲 2021年ライブ録音 公開
2023/12/30 - Duphly:Chaconneビデオ公開しました!
2023/12/20 - 藤原一弘先生:バッハ パルティータ第1,2,4番オンライン講座のご案内
2023/10/20