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claveciniste et pianofortiste

バロック・アンサンブル Ricreation d’Arcadia

フランスはマイナス20度まで下がる寒波が襲ったようで、日本も例年に比べて寒いと言っていますが、比べ物になりませんね。
ボストンは北海道と同じ緯度だったので、毎年の様にマイナス15度位まで下がり、最後の年は70ぶりだったか?!の【雪嵐=snow storm】が来て、1日中降り続けた末、何と車の屋根まで積雪し、みんな車を出せなくて大変そうでした。
不運にもその日にボストン大学でのリサイタルがあったのですが、ニュースでは学校、郵便局などの公共施設も次々に閉鎖。運転すると違反のチケットを切られるという中、本当に親愛なる友達30名が雪の中を【泳いで】という表現がふさわしかったようですが、来てくれました。
ボストンでは、ミシュランのタイヤの絵=全身寝袋みたいなダウンコートをみんな着たり、銀行強盗か?!と思わせる黒い覆面(目、鼻、口のみ穴が開いている)を普通にかぶってチェロを担いでいる友達など、完全防備でしたね。

昨夜は、アムステルダムで同時期に勉強していた友達のバロック・アンサンブル Ricreation d’Arcadia のコンサートを聞きに、東京文化会館へ行きました。前回にこのホールに足を運んだのは、4月のレオンハルトのコンサートだったな・・・と思いだしました。
もうあの演奏が聴けないというのは、寂しいですね。
ちょうど、83歳の誕生日の日にコンサートだったようです。
昨日は、アムステルダム音楽院で弾いていた友達がその後イタリアへ拠点を移し、目覚ましい活躍をしていますが、オルガン、ヴァイオリン2台、チェロ1台でMozartの教会ミサを多数演奏し、本当に技術だけでなく、音の透明感やスタイルなども素晴らしかったです。
1人1人が素晴らしい演奏家であるだけでなく、4人の音色が調和するのが素晴らしいですね。
アルカデイアのファンの1人として、今後がとても楽しみです。
チェンバロの渡邊君も、私と同様にバッハのゴルトベルク変奏曲を録音したばかりで、パリで会った時は、渡邊君は無事に日本で録音終了後、そして私は録音直前で、色々な話で持ち切りで、今回の再会でも編集の積もる話・・・で沢山でした。
今日からはルクレールのトリオソナタなどの録音が3日間行われるという事で、多忙スケジュールの中、4人が集まり素晴らしいコンサートを続けていて、今後がますます楽しみなグループだと思います。
皆様も機会があれば是非コンサートへ行ってみて下さい。素晴らしいです!
バロック・アンサンブル Ricreation d’Arcadiaのブログはこちらからどうぞ。
Myチェンバロノ蓋の内側のお花ブーケ
コンサート後に一杯飲みに行ったお店に入ってびっくり!
Oto-oto
こでは、サンジェルマンにあるよく行っていた日本食レストランで、日本に本店があると知らずにパリで見つけたのですが、昨日の行った上野のお店がその音ー音というレストランでした。
パリのotootoはこちらから。ルセやラファエルも行って美味しいと言っています。
みんな音楽家は良い音楽も美味しい物も大好き(Gourmand/食いしん坊)なのは、世界共通でしょうか!?

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