パリは曇りや雨が続いていますが、少しずつ日は長くなってきたように感じます。

さて、1月17日にヴェルサイユ宮殿内にある、ルイ14世やマリーアントワネットも使用していたシャペル・ロワイヤルで演奏させて頂く機会がありました。
30mにもおよぶ天井と石造りのチャペルでは想像以上に音が響く為、数メートル離れて弾いているヴァイオリンの音も聞きにくいですし、客席でも低音の弦楽器の音は意外に散ってしまい、
耳が慣れるのに時間がかかりました。

そんな難しい音響の中リハーサルをしましたが、とにかく寒い!
チェンバロの鍵盤も冷え切っていて、弾けば弾くほど私の指は冷たくなりましたが、
コンサートはライトやお客さんが大勢いらしたせいか、鍵盤の冷たさは緩和されました。
ホカロンを持っていきましたが、17・18世紀にヴェルサイユ宮殿で暖房もない中生活していた宮廷人は、さぞかし寒~~~~い毎日を過ごしていたのではないでしょうか。

一見優雅に見えるあの衣装も、何層ものレイヤーの洋服を着ないと寒くてしょうがなさそうにする考えられます。しかし、優雅に装いそんな苦労をみじんも感じさせないく振る舞わなくてはいけなかったのでしょうか・・・(笑)
それにしても、バロック音楽をする者にとって、実際に偉大な作曲家がルイ14世など宮廷人のために作曲し、御前演奏していた場所、(聖地のような憧れがありますね)で350年経った後に
同じ場所で演奏できるというのは、大変大きな喜びでした。

日本人である私がフランス宮廷内に踏み入ることなんか、17世紀には考えられないことですし、フランス内でもごく少数の限られた上流階級の人たちの中で流行っていた音楽ですから、
現代の様に世界中でその音楽が演奏されているということも、今の時代だから許されることかもしれません。

ラモーの室内楽を11月のコンサートでも一緒に演奏したヴィオラ・ダ・ガンバのPascalとドイツ人と日本人のハーフである、Miekoと演奏しました。
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