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claveciniste et pianofortiste

人生色いろ

皆様こんばんは。
東京は、どんよりの曇りが1週間ほど続くようで、まるでパリ!っと思うのは私でしょうか。
そのパリはどうやら快晴の気持ち良い青空が広がっているようで、友達からいいお天気よ~とメールに書いてありました。
さて、はて。
前2回ほど2月の本帰国についた書きましたが、何と思わぬ展開・・・
6月末~11月末まで5か月間またパリへ行くことになりました。
大変な思いをして、チェンバロ&11箱&2個のスーツケースで本帰国したばかりなのに、
またもや逆戻り?
気がつけばもう5月末。パリへ行くまで3週間余り。
逆に今はパリへ行く前に日本ですべきこと、年金の支払いや持っていくもの(夏物のサンダル&秋のブーツ&コート?)みたいな・・・
季節が変わるので荷物が倍ですね。それに楽譜!
あらかじめ、早めに半年分の楽譜をコピーしてファイルにでもしておいた方が賢明でしょうか。
楽譜は結構な重さになりますね。
人生いろいろ。
本当に分からないです。
ということで、この1年余りいつ本帰国をしようか・・・と色々考えた末に実際に帰国したのですが、やはり東京育ちなのでほのぼのとした井の頭線に乗ったり、しばらく行っていない駅で降りるとこんな駅ビルが!みたいな。まさに工事中をスキップしていきなりすごい綺麗な駅に変身していたり、まるで浦島花子の気分。
特に、過去12年銀行などの手続きは、アメリカ、オランダ、フランスの異なる国の3種3様の違うシステムで常に理解しきれない外国語のなかで、何となくこういうこと?みたいな非常にアバウトな感覚でどうにか生きてきました。
それに比べてこの数か月、日本で振込みなどするにもよく分からない!
そして、”通帳 と印鑑”があるのは日本だけ?の気がします。
とっても便利だけれどよく忘れる。
外国の銀行では常に身分証明書のパスポートとサインが一番大事で、通帳も印鑑もないわけです。
なので、泥棒などに真似されないようにあえてサインは漢字にしたりしていました。
さて、はて。
結局、日本の本帰国は知らぬ間に”プチ帰国”になってしまいました。
が!
毎日、こうして美味しい日本食を食べれる&安心して自分の言葉の通じる国に住んでいるというのは、精神的にとてもほっとしますね。今までの外国での無意識に緊張しながら生きていた糸はピント常に張っていたのですが、この数か月は緩んでも大丈夫、スリもいないし怪しい人もいない!みたいな。(笑)
人間、こんなに生きる環境によって安心感が違うものか・・・なんて思います。
そして、当たり前ですが5歳から音楽教室で一緒だった同級生や、彼女のキュートな赤ちゃんに会ったり、何だか”ほのぼの”な気分になるわけです。
ということで、精神的にも健康の面でも良い状態なのではないかと思います。
最近凝っているのは、玄米食(おばあちゃんみたいな食事してます!)
梅干し、おからやゴマ豆腐、今日はかき揚げを作ってみました。そしてよく噛む!
知っている方で50回噛むと内臓にも優しく、健康に良いというので実践しています。いつも50回噛めるわけではないのですが、結構真面目に食べるようになりますね。(笑)
始めは顎が疲れますが、確かに普段まるで呑み込むように食べていなと気が付きました。
その方は、何と2か月で23キロもやせたそうで、私も10年間体重計の針は動かなかったのですが気がついたら3週間で4キロ減っていました。今は、その4キロー2キロ減をさまよっています。(笑)
あとパリを離れて何が恋しいって?
パンです、パン!
あの、かりかりっとした、フルーツぎっしりのパンが~~~食べたい!!
焼きたてのバゲットが~~~!!
ということで、帰国してすぐパン焼き器が我が家に来たので、かなりの色々なパンを焼いてみましたね。20種類以上のパンに挑戦したでしょうか。
3回失敗したのは、おから&豆乳パン!これはボロボロのおからのまま焼いて固まった!?感じで謎の物体になってました・・・・
もう1つは、トマト&バジルパン。これは、残っていたパスタソースを入れてしまえ!と庭で取れたイタリアンパセリと混ぜてパンに。水加減が謎ですごく固いパンになってしまい、どうやって食べるのって?いう感じに。
結果、解決策としてパリの寒い冬によく食べるオニオンスープ(バゲットをスープに入れてとろけるチーズがかかっている)を作ったら大丈夫でした。
もう1つは、初めて作った時に”米粉”でパンを作ったら、お餅!みたいに相当固かったですね。
食べれませんでした。
ということで、色々試して辿り着いたお気に入りは、北海道の小麦粉&オーガニックのくるみ&オレンジピール&レーズンを混ぜた具たっぷりのパンです。かなり美味しいです。
日本の本のレシピにある具(フルーツ)の3倍入れます!それでやっとパリのフルーツパンと同じ感じかなという感じです。
さて、こんなにパンにはまるとは全く思わなかったのですが、きっと今度パリへ行くときは玄米食&お豆腐&おからなんか食べたい~~とはまってそうです。
取りあえず、美味しいパンと玄米があればどこでも生きていける?かと思います。
この12年間アパート暮らしだったので、東京へ戻り雑草が生えている10坪の土地を耕し、野菜つくりを始めました。
Myプチガーデン。奥からきゅうり、トマト、なす、ピーマン(緑&赤)、レタス、しそ、パセリにブロッコリー!!
すっかり農民です!(笑)
13年前にアメリカへ行く前も200個チューリップやユリの球根を植えてオランダみたいにしたい~~っとイギリスのガーデニングのTV番組などちょうどブームでやっていたので、色々研究したり、相当凝りましたね。
ということで、またもや自然に触れたい熱になり、野菜つくり&チェンバロ&パン作りの日々です。
こうして好きなことができるというのは、本当に幸せなことだと思います。
青いトマト、成長中。来週くらいには食べれるでしょうか?!
日は、最近始めたダングルベールのSol-Majeurの曲を出版されている現代譜と1689年にパリで出版された当時の自筆譜と見比べながら、自筆譜を見て練習し始めました。
楽章や同じ楽章の中でも右手はソプラノ記号で左手はテノール記号で、突然ト音記号になったり・・・と変わるので右手は3度低く、左手は3度高く読んだり慣れないとこんがらがるのですが、当時の人たちは器用に読んでいたものだなと思います。
自筆譜を使う一番の理由は、やはり現代の出版譜では読み取れない微妙な音と音の距離や装飾音の記号など、できるだけ作曲家の意志に近ずく為です。
ということで、慣れない自筆譜を見ながらずっと練習していたら、変に手に力が入っていたのか指が痛くなり、もっと脱力して弾かなきゃな~と反省。
そして、気分転換に只今ボサノバ Gilbeto GILのギター&歌を聞きながら、フルーツ&ヨーグルトケーキを焼いています。(笑)
やっぱり食かい?って。
どんな感じに焼けるでしょうかね。小麦粉、砂糖一切入っていないヘルシーケーキです。明日の朝ごはんに!

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