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claveciniste et pianofortiste

南仏 モーツァルトのレクイエムコンサート終了/fini le concert de Requiem de MOzart a Aix-en Provence

皆様こんにちは。
先週に引き続き南仏のエクス・アン・プロヴァンスに3日間行ってきました。
今回は、12月5日のモーツァルトの亡くなった日に合わせて、彼が亡くなる直前まで作曲していた*レクイエム*のコンサートでした。

合唱約24人はオランダのアムステルダム カペルというグループで、遥々アムステルダムからパリープロヴァンスと電車を乗り継いで9時間かけて来たと言うことでした。
なんと、懐かしいことに2人私がアムステルダム音楽院に通っていた時の同期の歌手が居て、嬉しい驚きでした。
また、ソリストの4人の歌手はフランス人の素晴らしい美声で私のすぐ後ろで歌っていてコンサート中も楽しんでました。

オーケストラは先週に引き続き参加させて頂いてる*Les Siecles*というグループですが、メンバーとも顔なじみになり、リラックスした雰囲気の中2日間のリハーサルと3日目に子供の為のランチタイムコンサート(お話しがあるのでとても分かりやすい1時間のコンサート)と、メインの夜のコンサートで演奏しました。
さすがに、企画が多くの人の興味を引いたようで1500人のホールは満員でした。私は、今回指揮者の目の前でオルガン(小さなポジテイブ オルガン)を弾いていましたが、実は演奏している私自身にはあまり音が聞こえないのですが、目の前に居る指揮者が一番聞こえるわけです。

リハーサル中などに、思わず間違えるとすぐに指揮者の目がぎょろっと!こっちを見るわけですが、簡単な間違いだとこっちも、まあまあ。みたいな視線で返してましたねえ。(笑)
指揮者もあまりに興奮して汗びっしょり、指揮台をがんがん足音を立てるわ・・・で、コンサートマスターを努めた友人や隣で弾いているチェロの子と目を合わせて微笑んでしまいました。
結構舞台上ではこういうことも多く、結構楽しいですね。

エクス アン プロヴァンスは、有名な画家セザンヌが何代も続いて住み慣れた街で、多くの風景画が残されています。また、文豪のエミール・ゾラもセザンヌとの大変親しい友人で、幼少期を過ごしたゆかりのある場所として紹介されています。
それにしても、グレーの空のパリから3日間南仏の明るい太陽の光を浴びれたのは何よりも嬉しく、思わずなんてことのない素朴な風景を撮ってしまいました。
また、セザンヌ、ゾラについては後日書きます。明日から2日間はブリュッセルに行ってショパンを弾いてきます。
ゾラが住んでいた家の1本隣のメインの通りにはクリスマス市が数十件並んで大変賑わっていました。
そして、この可愛い大きなぬいぐるみのようなワンちゃん!思わずパチリ

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