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claveciniste et pianofortiste

帰国しました/Je suis bien rentree a Tokyo!

最後の2日間は、昔教えていた生徒のピアノレッスンの代行師匠のユゲットおばあちゃんとお会いしたり、昨日の最終日は5か所をはしごして用事を済ませました。

パリの大渋滞に巻き込まれ、一時は冷や冷やし、パリー高速に乗るまでの通常15分あれば大丈夫な道が45分かかり、その後は20分物凄い勢いでTaxiが飛ばしてくれたお蔭で間に合いました。
なぜか、空港につくとDuty freeもJALカウンターもがらがら
パリから電車で1時間のシャルトルへも行ってきました。
去年の2月は13年ぶりに本帰国12月始めに5カ月ぶりに帰国、そして今回は3週間ぶりに帰国
今まで、海外ベースで日本にへ3週間ほど一時帰国していましたが、今度は日本ベースでパリが一時滞在の場所になりました。
まだ、ひっくり返ったのが実感できて居る様な、そうでない様な、不思議な感覚ですが、日本へ戻るとほっとするのは、年々強く感じるかと思います。

今回もパリへ3週間居てどの様に自分の中の感覚の変化を洞察していて面白かったです。
結果的に、13年海外へ暮らし、今は日本が自分にとってほっとして住める場所なのだと思います。
1週目★久しぶりのパリを楽しみ、慣れ始め、些細なこと等東京との違いをつい比べてしまいます。各場所の長所、短所は比べられない・・と思い、パリモードへ切り替えることに。
2週目★ほぼ住んでいる様な感覚に戻り、パリの風景も自然に目に入ってきます。
3週目★フランスの不便さ、多民族の中から生まれる治安の悪さなど、日本食が恋しくなりました!

以前に、アメリカのチェンバロの先生に、【ピアノとチェンバロを同時に習得する事はできないのか?】と聞いたことがあります。
その時、Peterは【2つの場所に同時に住めないのと同じで、始めはそれぞれの場所をじっくり味わえば、その後はもっと自由に行き来出来るよ。そしてそれぞれのモードに適応する速さも早くなるよ】と、
なるほど。言葉もそうだねと話していました。数カ国語をぴょんぴょん切り替えするのもすればするほど、早くなると思います。

私にとってパリは、音楽に限らず、名画や建築、セーヌ川の風景等、全てがそのままチェンバロを弾く為のインスピレーションになってしまう(!!)大変貴重な都市です。
今回は、3週間という限定された期間内に素敵な場所で演奏させて頂く機会があり、本当に素晴らしい経験をさせて頂いたと思っています。
そんな空気を東京コンサートでもお伝えできたらと思います。
まだ中世の街並みが残っていました。
さて、東京モードのスイッチをOnにしなくては!
一体どこにあるのでしょう?それが分かったら苦労しないって!?

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