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claveciniste et pianofortiste

ビデオ:デユフリ:三美神

晴れ間が少しずつ増えてきましたが、今年の梅雨は長いですね。
チェンバロにとっては、1年でも最も大変な時期で除湿機がフル稼働です。

コンサートよりデユフリの静かな名曲を抜粋でお楽しみ下さい。

オンライン配信の感想

オンライン配信を早速ご覧頂き、暖かいご感想を頂きましたので、ご本人の承諾を頂き匿名でご紹介させて頂きます。

ご感想①

植山けいさんの素晴らしい動画でのリサイタル、聴かせていただきました。

長い演奏の上に、丁寧なトークも交え、素晴らしい演奏、素敵なチェンバロに見事にフィットしたドレス、そして演奏するけいさんから漂う
音楽の表現力、とても感動しました。
チェンバロから、あそこまでの豊かな音色、深い表現力を持たれている、植山けいさんに大きな拍手を送ります。
ご感想②
素晴らしい仕上がりですね。 当日の感動が甦ります。これは当日聴けなかった方々にとって最良のプレゼントですね。 音もとても美しく録れていると思います。

ご感想③

想像以上の素晴らしさに途中で止める事もできずに見入ってしまいました!
作品毎、楽章毎の彩りが全てくっきりと美しく迫ってくる演奏で、しかも臨場感ある大変クリアな音質、画像に驚きました。
(イタリア協奏曲の終盤、楽器の先端に描かれた花がまるで立体的に咲いている様に見えました)

鍵盤と先生の手の動きがこんなに間近に見られたのも嬉しいです。曲の途中で滑らかに鍵盤移動したり、レジスターを操作する動きなど、見惚れてしまいました。
一曲毎に感動箇所があり、改めて視聴して楽しませていただきます。アンコール曲も含めてリュートストップの音色がとても印象的でした。

現実世界が混迷する中、音楽の素晴らしさをあらためて感じることが出来、感謝いたします。

ご感想④
オンライン配信を聴かせていただきました!

素晴らしい楽器の艷やかな音色に近江楽堂の響きが相俟って心から楽しませていただきました。

一言では言い表せないのですが「植山さんの演奏が大好き」です。

全体的なことを述べると、音色の美しさ、自然で優雅な流れを持つ音楽性、言語や文章を感じさせる演奏、和声感、アーティキュレーションの引き出しの多さ、力の入れ具合のバランスの良さ(テンションを入れたり抜いたりするバランス)、などなど良いところを述べたらきりがないのですが、一番思ったのは、曲に対する理解やアイデア、自分の解釈をどう伝えたいかがはっきりしているということです。

デュフリでは音と音のつながりが大変美しく、これこそフレンチ!と思いました。

音そのものを出すことに集中する人は多いけど、その音をどう終わらせどう繋げるかをおろそかにしがちなのは、特に鍵盤楽器奏者に多いですね。

まさに多種多様なフランス風の唐草模様が繋がっているようでした。

私がこのプログラムで一番好きだったのはデュフリのクーラントです。こんなに色々な表情を持ったクーラントを聴いたのは初めてで、なるほど~と思いました。


バッハの半音階的幻想曲とフーガのフーガを弾いている時は、チェンバロがドイツ風に見えてきて不思議でした。幻想曲も、構成とかストーリーやメッセージがとてもよくわかる演奏だと思いました。

フーガのじわじわと上がっていくテンションの持っていき方とか和声感、対位法感のある演奏に拍手を送りたい!と思いました。

プログラミングもいいと思いました。そのあとにスカルラッティに入る感じ、よかったです。

2つめのソナタでの間の取り方とかが大胆で、ラテン系でよかったです。
とにかく、素晴らしい演奏をありがとうございました。元気と刺激を頂きました。

ご感想⑤

今回、ホールでのコンサートとオンラインでのコンサートの両方を聴かせて頂きました。やはり、生のコンサートは空気感、音をダイレクトに感じることができ、感動は大きなもので、これに勝るものはありません。
しかし、オンラインでのコンサートを聴かせて頂き、オンラインならではの良さがありました。普段のコンサートではなかなか見ることのできない上下の鍵盤を滑らかに行き来するテクニック。

これは特にスカルラッティのソナタやバッハのイタリア協奏曲で感じました。また、今回演奏された作曲家たちがこのチェンバロという楽器を最大限に活用し、各々の思う芸術世界を高みに持っていったことも奏者の手を見ることで新たに気づくこともありました。

ビデオ:スカルラッテイ ソナタ K.141

リサイタルより抜粋です。お楽しみ下さい。

チェンバロ:植山けい
スカルラッテイ ソナタ K.141 プレストより抜粋
2021年6月11日 東京オペラシテイ 近江楽堂

Tokyo recital 11th of June, 2021
Harpsichord: Kay Ueyama

【日めくり3分間名画の旅】とバッハ:アリア

雨が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか。

さて、毎日1枚ずつ名画をYoutubeでご紹介頂く動画があり、藤ひさしさんの解説と田中泰さんが音楽を選曲されています。

絵画好きな私も、大変楽しませて頂いています。

今日は、大変光栄なことに、あの名画(!!)と共に私のCDバッハ:ゴルトベルク変奏曲よりアリアをBGMに流して下さいました。

どうぞご覧下さい。

【日めくり3分間名画の旅】100枚目 レオナルド・ダ・ヴィンチ「モナ・リザ」

 

保護中: 配信ページ

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7/10-8/10 動画配信始まります!

皆様こんにちは。

6月11日東京オペラシテイで開催されました、植山けいチェンバロリサイタルの動画配信が、7月10日ー8月10日期間限定でご自宅のPCやスマートホンでお楽しみ頂けます。

ハイレゾ録音&4K撮影の収録をご自宅でお楽しみ頂きます。

オンライン配信のチケット(2,000円)は以下よりお申込み頂けます。どうぞお楽しみ下さいませ。

6月11日チェンバロリサイタル終了

皆様、こんにちは。

6月11日のチェンバロリサイタルが無事に終了致しました。

Recital has finished! I appreciate all of my staff and audience.

多くの友人や同僚の素晴らしいスタッフのお陰で無事に終わり、お越し頂いたお客様にも心より感謝申し上げます。

♪アンコール曲

1曲目 平井康三郎 : 「桜ファンタジー」アレンジ植山けい

(16時公演のみ)2曲目 Alec Templeton : Bach Goes to Town

 

ヒダキ トモコさんが素晴らしいお写真を撮影して下さいました。

https://hidaki.weebly.com/

 

 

昨年より続いているコロナ下で久しぶりの本番でしたが、お客様の暖かい雰囲気と拍手が身に染みました。

チェンバロや演奏曲についてトークを交えて70分の公演となりました。

この1年音楽を自由に表現できる場が減少したことが、無意識の中にこんなにも圧迫されていたのかと実感しました。

やはり音楽家はライブで舞台に立つことでお客様からエネルギーを貰い、音楽を通してお互いが通い合うことを体験することで成長していくのだと思いました。

ライブ配信は7/10より開始予定です。コンサートへお越しになられなかった方やご自宅で気軽にチェンバロを聞いてみたい方、こちらよりお申込み可能です。

ぴあニュース

ぴあニュースに田中泰さんが6/11(金)チェンバロリサイタルをご紹介して下さいました。

詳細はこちらよりどうぞ。

ぴあニュース

 

Duphly(デユフリ)の初版譜

皆様、こんばんは。

6/11リサイタルまで1週間となりました。私の楽器をホールへ持っていきます。

こちらは、演奏させて頂く18世紀フランスの素敵なクラブサン曲を残したDuphly(デユフリ)の初版譜です。

現在でも、この様なファクシミリの版を買ったり、ネット(IMSLP)で気軽にダウンロードをして見ることができます。

17,18世紀フランスではルイ王朝の許可がなければ出版できなかった為、巻頭には必ず献辞が昔のフランス語で書かれています。見ているだけでも美しいですね。

チェンバリスト(伊語cembalisto)(フランス語ではclavecinistクラブシニスト)は当時の作曲家の自筆譜や作曲家が生きていた頃に出版された初版譜など残っている楽譜を調べて、できるだけ信憑性の高いものを使います。

まるで、18世紀からの手紙を読んでいるようですね。

現代譜と比べると、微妙なスラーやスタッカート、アクセントなどの記号がずれていたり、音が違う場合もあります。その為、色々な楽譜を確認することが重要です。そして、その後どの情報を選ぶのかは奏者の判断によります。

コンサートで演奏予定のデユフリ「3美神」は、始めにフランス語で指示が書かれています。「楽譜の中の点は、左右をずらして弾いて下さい」という注釈です。これが書いていないと、うっかりスタッカート(切って弾く指示)だと誰もが思ってしまいます。

フランス人は、(今でもそうですが)細かいセンスにうるさいので、親切に装飾表も作曲家1人1人きちんと書いてくれています。

17世紀フランスの作曲家ダングルベールの初版譜。見ているだけでも流れるようなフランス語のようですね。

その為、同じトリルの記号でも作曲家によって、どの様に弾くのが指示が異なることが多く、必ず装飾表を確認して演奏します。

私は、当時の作曲家が込めた想いを楽譜に託し、それを再現する作業をチェンバロで行っていると考えています。音だけでなく空間や間も含めて。

例えば、18世紀フランスに作られた香水の調合表があるとします。

詳細は紙の上に書いてありますが、実際にその香りを2021年の今に蘇らせる為には、イメージやその内容を読み解く知識やセンス、経験が必要だと思います。

そして、1人1人再現する人によって、書いてある同じ内容でも異なる香りが生まれるのではないでしょうか。それが面白いですね。

音楽やお料理も、同様に十人十色になりますね。

当時、作曲家や貴族が楽しんでいた”音”にできるだけ近ずきたいと願っています。勿論タイムマシーンがない限り、その「音」を知る術はないのですが。

しかし、世界中の当時のチェンバロ(伊語:cembalo)(仏語:clavecin クラブサン)が今でも残っています。

アメリカでチェンバロを始めてから、それらのコレクションを旅行で行く度に連絡をして弾かせて頂きました。敷板の高い博物館も、休館日など誰もいない時に見せてくれたりします。

まるで、宝物に会いにいくような気分です。

そして、毎回見事に裏切られるのです!

良い意味で。

生まれて聞いたことのない音、それはまるで数百年生きている長老とお話しているような気分になります。

ヴェルサイユ宮殿所蔵の名器ルッカ―ス

やはり、フランス様式のクラブサンはその楽器が製作された当時の曲を弾くとしっくり来ますし、イタリア様式のチェンバロはまるでイタリア語のように滑舌がはっきりとしていて、タッチも全然違います。

作曲家にはもう会うことは叶わないけれど、彼らが聞いていたであろう音に触れることで、少しでも楽譜の音の世界に近くなる気がしました。

今は旅行をすることが難しい時期が続いていますが、それらの聞いた音は今でも頭の中に浮かび、その時代を想えば繋がれるのではないかと思います。

早くまた安心して色々な国へ自由へ行ける日、そして音楽を世界中で楽しめる日が来ることを心より願っています。

そして、6/11の公演で素敵なクラブサン曲を皆様とご一緒に楽しめる空間となりますよう、心より願っております。

感染予防対策をして、お待ちしております。

6月11日公演開催致します

今年は梅雨が早くに始まりチェンバロにとっては管理の大変な時期となっております。除湿機、サーキュレーター、空気清浄機など使用しています。

チェンバロは温度湿度に大変敏感な楽器のため、湿度を一定にしていないとこの時期は毎日調律をしないといけません。大きな赤ちゃんのようです!

さて、緊急事態宣言が6月20日まで延長となってしまいましたが、感染対策をしっかりして、ホール定員半数以下で6月11日〈金)公演を開催させて頂きます。残数、少なくなりましたが16時、19時公演共にございますので、ご興味のある方はお早めにお申込み下さいませ。

16時⇒ほぼ完売。19時はまだございます。6/6(日)にはチケット販売を締切らせて頂く予定です。

今回は、初めてオンライン配信を7月よりさせて頂きます。ご自宅で気軽にチェンバロのコンサートへ行った様にお楽しみ頂けます。

カメラ3台、マイク4本(ハイレゾ)を使用して、編集後の動画をお届けさせて頂きます。

どうぞご利用下さい。

1年前にチェンバロを大々的にメンテナンスをしましたが、先週6時間かけて全てのジャック、音を出す部分の爪を調整して頂きました。

爪と呼ばれる弦を弾く部分は1cm以下ですが、カットの仕方は0.8ミクロン(1ミリより細かい!)の長さや角度で音質が変わるそうです。

制作者の名前とエンブレムのが記載されたローズは各チェンバロ制作者で異なります。

私のフランドル様式(フレミッシュ)の楽器は、ドイツ・ケルン近郊のLuts Werumという方の楽器です。かれこれ12才位になり、日本の気候にも馴染んできました。

6月に皆様とお会いできますこと、楽しみにしております。

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