先週、シャルトル楽器博物館へ訪れに、パリから電車で1時間乗って行ってきました。
1145年~1220年建築された、UNESCO世界遺産シャルトル大聖堂
シャルトルの駅を降りると高台に、朝焼けの中大聖堂がそびえていました。
てっぺんにキリストとマリア像があります。
パリから1時間北上するだけで、温度も下がり少し寒かったです。高台にある為、丘の下からも風が吹いてきます。大事なお城や大聖堂は高台に守る為、また権力の象徴として作ったのでしょうか。
横のファッサード。大きすぎてカメラに入りません!
字の読めない信者の多かった中世には、彫刻のように一目見て分かる様に、キリストの生涯や聖書の場面を描き、宗教教育の目的を果たしていたそうです。
横から。
珍しく廊下にガラスがきちんとあります。
入ってみましょう!
176枚にも及ぶステンドグラスで有名な大聖堂だけに圧巻!
マリア像の前に沢山のローソクがあります。
有名な北バラ窓 (1230年頃)
よく見ると・・・
1枚1枚聖書の違う場面のお話が丁寧に描かれています。
フランスらしいステンドグラスですね。イギリスのウエストミンスター寺院等は全く違うスタイルで、もっと空白が多かった気がします。
パリのサン・シャペルと同じスタイルでしょうか。
【シャルトルブルー】と言われる美しい青で知られるそうです。
大聖堂の右後ろに【シャルトル国際ステンドグラスセンター】があり、世界中から年間400人もの研修生が中世からのステンドグラスの技術を学びに来るそうです。その後、修復家などになるそうです。
詳しくはこちらよりどうぞ。
どの様な過程で作られるか分かりやすい説明がありました。
少し暗いですが、左がオリジナル(アンテイーク)のガラス。右が色ガラスの状態。
黒いインクで形やラインを描いていきます。
正面ファッサード
大聖堂のテイーポットがありました!
大聖堂の後ろに素敵な公園と楽器博物館がひっそりと立っています。
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