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claveciniste et pianofortiste

8,9月コンサートのお知らせ

2019年

8月、9月公演のお知らせ

猛暑日が続いています。
さて、コンサートのお知らせです。神戸でバッハ:ブランデンブルク協奏曲第3番、またヴィヴァルディ:四季を東京フィルハーモニーの公演でチェンバロパートを演奏させて頂きます。
すでに完売とのことで、身を引き締めて臨みたいと思います。

通奏低音講座第1回目終了

皆様こんばんは。蒸し暑いですね。
チェンバロにとっては除湿をしないと調律が日々狂う悩ましい季節です。

さて、4時間半に渡る第1回目の通奏低音講座が無事に終了致しました。

今回初めてご参加される方もいらっしゃいましたので、通奏低音の数字の基本を前回ご参加の方にとっては復習も兼ねて、ヘンデルの演習を実際に弾きながら見て行きました。


また、コレッリの弟子と言われているジェミニアーニによる通奏低音のリアリゼーションも分かりやすい例、また当時のイタリアでどの様なスタイルで伴奏がされているのかを見る貴重な資料でもあるので、ファクシミリから実際に弾いてみました。


その後、課題曲のコレッリのフォリアやソナタから難しい数字の部分を取り出し、細かく見て行くと同時に、アチャカトウーラやモルデントなど装飾についてもパスクイーニの例から取り出してみて行きました。

次回は、テンポでスラスラとコレッリの課題曲を弾けるように和声進行の配置などに気を付けて見て行きたいと思います。

5/19(日)チェンバロコンサート ~Plaisir de clavecin~クラヴサンの喜び

今回初めての試みですが、出演する生徒を中心に企画してコンサートを開催させて頂きます。

ちらし・詳細
http://bit.ly/2L2dSL8

佐藤さん、山本さんは共に会社務めをされていらっしゃいますが、音楽をライフワークに大変熱心にチェンバロに取り組んでいます。

★山本明日美さん

アムステルダム音楽院の夏期講習に2年続けて参加しメノ・ファン・デルフト氏やミクロス・スパーニ氏のレッスンを受けユトレヒト音楽祭でも室内楽を演奏されました。また、3月にはクリストフ・ルセのイタリア・フィレンツエの講習会にも参加しました。

2018年大阪国際コンクール 「アーリーミュージック部門」でエスポワール賞を受賞され、チェンバロプレジャーでも準グランプリを受賞されています。

★佐藤大介さん

幼少の頃よりピアノを習い多くのコンクールを受けていらっしゃいました。1年前よりチェンバロを始められ、2018年、見事チェンバロプレジャーのグランプリを受賞され、精力的に色々なレパートリーに取り組まれています。

どうぞ、皆様お誘い合わせの上お越し下さい。

場所:松本記念音楽迎賓館
東急田園都市線「二子玉川駅」&小田急線「成城学園前駅」よりバス。

アクセス:http://ongakugeihinkan.jp/access/bus_train.html

謹賀新年2019

新年明けましておめでとうございます。

昨年はお蔭様でバッハ:パルティータCDの発売、コンサート、講座が無事に終り、お越し頂きました多くの方々に感謝申し上げます。

今年も楽しい音楽に満ち溢れた年にして行きたいと思います。どうぞ宜しくお願い申し上げます。

JFN FMラジオ 「Memories&Discoveries」出演

皆様こんにちは。

7/10(火)-13日(金)の4日間、JFN FMラジオ 「Memories&Discoveries」
でクラシックレコメンダーとして、J.S.Bach:パルティータ、ゴルトベルク変奏曲、イタリア協奏曲のCDをご紹介させて頂いています。

パーソナリティー:朝倉あき
放送時間:5:00-5:30am

JFN2 収録は2週間前に4日分まとめて録音させて頂きました。

残念なことに東京FM以外の30局放送だそうですが、ネット配信でお聞き頂けます。

クラシック音楽のコーナーは5時20分~30分と早いですが。。。

ちょうど京都へ行く日でしたので5時起きで聞いてみました。

改めて、「声が低い・・・」ですね。以前に歌手の方から、私は「歌だったら絶対にアルトパートだね。」と言われたのを思い出しました。

http://park.gsj.mobi/news/show/46854

JFN

 

 

6月1日J.S.バッハ : パルティータ」CD発売記念公演

s-kay2018front s-kay2018back ←クリックすると大きくなります。

パルティータ第2番 サラバンド、ロンドをご覧頂けます。

チケットご予約はこのページ下のお申込みフォームよりお願いいたします。

「J.S.バッハ : パルティータ」CD発売記念公演
~チェンバロとピアノの魅力を愉しむ~

植山けい(チェンバロ)
オルハン メメッド (ピアノ 賛助出演)

日時:2018年6月1日(金)
①ミニレクチャー「バッハをチェンバロとピアノでどのように演奏するの?」
16:30開場 16:45開演

②コンサート 18:30開場 19:00開演
場所:東京オペラシティ リサイタルホール

J.S. バッハ:パルティータ
前半:第1番、第5番 (チェンバロ・植山)
後半:第3番、第4番 (ピアノ:メメッド)

①ミニレクチャーのみ(45分) 全席自由:2,000円
②コンサート&ミニレクチャー 全席自由:5,000円、ペア券(2名様)9,000円

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主催: C&K
後援: キングインターナショナル、日本チェンバロ協会、桐朋学園音楽部門同窓会、

Reservation / チケット取扱い&お問合せ:C&K 03-6315-3044

東京オペラシティチケットセンター:03-5353-9999
古典楽器センター:03-3952-5515     松木アートオフィス 03-5353-6937

「交通のご案内」
●京王新線「初台」駅直結 東京オペラシテイ地下1F・徒歩5分 )
新宿区西新宿3-20-2 Tel 03-5353-0788
●渋谷よりバス(約20分)京王バス-渋61、渋63、渋64、渋66  都営バス-渋66
http://www.operacity.jp/access/index.php

3

●プロフィール
植山けい(チェンバロ)

ロンドン生まれ、東京育ち。2004年Paolo Bernaldiチェンバロコンクール第2位(イタリア)。第19回国際古楽コンクール<山梨>チェンバロ部門第3位(日本)。2012年バッハ:ゴルトベルク変奏曲をJ.ルッカース1632/1745年製で録音し、フランス・ディアパゾン誌新人賞、朝日新聞推薦盤並びレコード芸術特選盤に選ばれた。同年ラファエル・ピドゥ氏と世界初録音したデュポール:チェロソナタ集がレコード芸術準特選盤に選出しNHK-FMで放送された。2018年NHK交響楽団と野平一郎氏の新作を世界初演。ケンブリッジ古楽協会の招聘によりロンドンとケンブリッジ大学でソロリサイタルを行いイギリスデビュー。チェンバロをP.サイクス、M.V.デルフト、C.ルセ、H.ドレフュスの各氏に師事。桐朋学園大学ピアノ科、アムステルダム音楽院チェンバロ科修了。欧米と日本を中心に活躍する傍ら、京都市立芸術大学、同志社女子大学、Kay Music Academy にて後進の指導にあたっている。http://www.kayueyama.com/

Orhan piano

オルハン・メメッド(ピアノ)

南カルフォルニア大学においてピアノとバイオリンを勉強し、音楽学をオックスフォード大学博士課程修了後、ユゲット・ドレフュスと学ぶためパリへ移り、マルメゾン音楽院にてチェンバロ科を優秀賞と満場一致での首席一等賞で卒業。メメッド氏は演奏家であると同時に90年代はオワゾーリール出版社の副社長兼編集者でもあった。1999年より南仏にあるヴィルクローズ音楽財団の芸術監督として安倍圭子やヨーヨーマを招聘し講習会を10年以上に渡り企画、監修をした。近年は録音を精力的に行いチェンバロでバッハ:ゴルトベルク変奏曲、パルティータ、トッカータを、またピアノでハイドン&モーツァルトをリリースし、フランス国営放送局やイタリアRai Radio3で放送され大きな反響を呼んだ。数少ないチェンバロ、ピアノ奏者兼音楽学者として活動している。現在ローマ在住、5カ国語堪能。待望の初来日。http://www.orhan-memed.org/

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ブログ引っ越し致しました!/Blog has moved!

皆様こんばんは。
本日より2006年ー2012年までの~植山けい パリからの風~Exciteブログは、新しいホームページへ引っ越しを致しました。
今までの全てのブログ記事、また今後の活動内容などは、www.kayueyama.comのこちらよりご覧いただけます。

どうぞこれからも末永くご愛読を宜しくお願いいたします。
植山 けい

ホームページ完成!!/kayueyama.com!!

皆様こんばんは。
さて、この数週間色々とホームページ内容をエンジニアの方と考えながらやっと完成しました!
パンパカパ~ン!
www.kayueyama.com
どうぞご覧下さいませ。

私もこのブログは6年前よりぼちぼち・・・続けておりますが、ホームページはどう作ればいいのだろう・・・という認識でしたが、9割のお仕事をして下さったエンジニアの方のお蔭で、最終的に自分の選んだ写真や3か国語対応など素晴らしい内容に仕上げて頂き、心より感謝しています。
今後の更新の仕方も教えて頂いたので、随時コンサート情報やチケット&CD申込みもUpデートしていきます。

このブログもホームページからそのまま見れるように引っ越しを考え中です。
しかし、この6年間の膨大な写真と文章を引っ越しするのは、相当な時間がかかりそう・・・
また別の機会にまとめて作業しようと思っています。
取りあえず、ホームページが公開できたことで、お祝い気分です。
パンパカパ~ン!

みんなおめでとう!/Felicitations!



6月の今頃になると、パリではあちこちで大輪のバラや野ばらが満開になり、良い香りを運んでくれます。
東京では、4-5月くらいでしたね。今やはり、国によってお花の見ごろも違うのでしょうか。

昨日は、アムステルダム音楽院で一緒に卒業した、イタリア在住の渡邊 孝さんのゴルトベルク変奏曲のコンサートへ行ってきました。彼のCDも今月出て、7月号の【レコード芸術】で見事、特選に選ばれました。
やはり、ゴルトベルク変奏曲はみんな一人一人深い思い入れや解釈があり、エベレスト山の様な大曲なので、みんなそれぞれのヴァージョンや装飾音などアイディアがあり、とても聞いていて勉強になり、そして楽しかったです。

渡邊さんのCDはこちらよりどうぞ。
もう一人の音楽教室ー高校ーオランダ留学時代から一緒のフォルテピアニスト、平井千絵さんの【Mozart】のCDも特選に選ばれたそうです。

平井千絵さんのCDはこちらよりどうぞ。
本当にみんながそれぞれの方向で、音楽に向き合い、音楽がより多くの方達に聞いて頂くというのは、素晴らしい喜びですね。

昨日は、初台にあるOpera City【近江楽堂】で渡邊君のコンサートへ行くと、入口で昔、大学時代にフォルテピアノを習った渡邊 順生先生にお会いしました。
久しぶりの再会と共に、ゴルトベルク変奏曲のスペシャリストである、渡邊先生と色々なお話をしながら、コンサートを聞き、その後楽屋でダブル渡邊&私=ゴルトベルク弾きトリオ!?

渡邊君とお互いのCDを交換に持って記念にパチリ。
ゴルトベルク変奏曲を演奏するプレッシャー、集中力と終わった後の疲労感は、経験した人でないと分かち合えない物があり、昨日は、コンサートを終えた渡邊君&渡邊先生と録音にまつわる色々なエピソードなど、共感しながらお話しできて、とても楽しかったです。
去年の秋に私が録音直前に、生まれて初めて、原因不明の全身、蕁麻疹に襲われ、何だか分からずにパリの救急病院へ行ったりした結果→単にバッハのプレッシャーだったと後で判明!
という時期に、渡邊君はバッハの録音を日本で無事に終えて、パリへ来たときに、二人で【バッハはね~~。はまるよね~。】と励まされ、その後録音に行きました。
そんな分けで、渡邊君には色々と助けられ、晴れてお互いのCDが無事にリリースされ、2枚とも特選に選んで頂けました。【6月と7月とリリースの時期がずれてたので、重ならなくて良かったよね!!】
と喜び合いました。

志野流 香道/Shino Incense School

皆様こんにちは。
ちょっと更新が久しぶりになってしまいました。
東京の4公演が終わり、ほっと一息・・・
そして、7月のイタリア10月、年末のコンサート、その後ラファエル来日予定2013年4月末までのコンサートプランやプログラムを考えつつ、新曲【バッハ、ロワイエ、スカルラッテイ】など譜読みをしながら、色々とプランを練っております。
さて、昨日はパリで知り合いました、志野流 香道 21代目:蜂谷 宗苾(そうひつ)さんの出演:香り監修をなさった舞台【Mermaid Blood】を見に日本橋三井ホールへ行ってきました。
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3年ほど前、私がパリに居る時に文化庁派遣で国際文化交流として、パリへいらっしゃった蜂谷さんご夫婦とお会いし、生まれて初めてパリでお香の会にも出席させて頂き、日本の繊細な奥深い文化に触れさせて頂く機会を頂きました。

【舞台でどの様にお香が演出されるのか?】
興味津々で蜂谷さんのお香のイベント等があると一緒に出掛けるお友達と、楽しみに行ってきました。
すると、モダンな舞台セッテイングの中、声優さん3人がお話を語り始め、【死者を蘇らせる】と言われる反魂香(はんごんこう)を探し求める平家と源氏の背景を含むストーリーが繰り広げられました。
お香のお話の場面で、音楽と照明が変わり、煙がもくもく~~と立ち上る中、ゆっくりと素敵な水色の和服を着た若宗匠が登場し、舞台の高台になっている場所でお香のお手前を披露なさりました。
同時に、スクリーンにUpの動画で若宗匠のお手前の細やかな動きなどが、分かりやすく、そしてポップな映像で見れるだけでなく、香炉を持ったお二人が会場をゆっくりと周り、実際に客席でも香りを堪能できるという、素晴らしい演出でした。
終演後に蜂谷 宗苾、優雅な舞妓さん達、お友達とパチリ。立ち居振る舞いが本当にエレガントで入門したいくらい?
きっと、(今夜初めてお香道を知る方も多いのでは?)と友達と話していました。
こうして、世界中で500年継承さ続けている日本の伝統文化を広めていらっしゃるというのは、本当に素晴らしい事だと感銘を受けました。
会場を包むお香の香り、音楽、照明、声優さん達の表現力によって、最後には感動して涙が思わず出てしまいましたが、会場内では涙をすする方もいらっしゃった様で、皆さん感激なさっていたようです。
蜂谷さんの色々な分野で活動なさっている姿を拝見して、300年前にヨーロッパで栄えたチェンバロの、まだまだ知られていない魅力を、日本でもお伝えして行けたらな・・・と心に響きました。
ご挨拶へ行ったら、蜂谷さんに【今度、コラボしよう~】とお声をかけて頂き、【お香&チェンバロ】が実現したら・・・
夢のまた夢の様なお話しですが、そんな素敵な空間ができたら、どんなに素晴らしいか・・・と思いました。(すっかり蜂谷さんファンのミーハーになってしまいました。)
まさに、国境を越えた文化交流になりますね。
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家庭画報2010年6月号にて【志野流 香道若宗匠パリをゆく】が特集されました。こちらよりどうぞ。
志野流 香道についてはホームページよりご覧いただけます。
こちらよりどうぞ。

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