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claveciniste et pianofortiste

みんなおめでとう!/Felicitations!



6月の今頃になると、パリではあちこちで大輪のバラや野ばらが満開になり、良い香りを運んでくれます。
東京では、4-5月くらいでしたね。今やはり、国によってお花の見ごろも違うのでしょうか。

昨日は、アムステルダム音楽院で一緒に卒業した、イタリア在住の渡邊 孝さんのゴルトベルク変奏曲のコンサートへ行ってきました。彼のCDも今月出て、7月号の【レコード芸術】で見事、特選に選ばれました。
やはり、ゴルトベルク変奏曲はみんな一人一人深い思い入れや解釈があり、エベレスト山の様な大曲なので、みんなそれぞれのヴァージョンや装飾音などアイディアがあり、とても聞いていて勉強になり、そして楽しかったです。

渡邊さんのCDはこちらよりどうぞ。
もう一人の音楽教室ー高校ーオランダ留学時代から一緒のフォルテピアニスト、平井千絵さんの【Mozart】のCDも特選に選ばれたそうです。

平井千絵さんのCDはこちらよりどうぞ。
本当にみんながそれぞれの方向で、音楽に向き合い、音楽がより多くの方達に聞いて頂くというのは、素晴らしい喜びですね。

昨日は、初台にあるOpera City【近江楽堂】で渡邊君のコンサートへ行くと、入口で昔、大学時代にフォルテピアノを習った渡邊 順生先生にお会いしました。
久しぶりの再会と共に、ゴルトベルク変奏曲のスペシャリストである、渡邊先生と色々なお話をしながら、コンサートを聞き、その後楽屋でダブル渡邊&私=ゴルトベルク弾きトリオ!?

渡邊君とお互いのCDを交換に持って記念にパチリ。
ゴルトベルク変奏曲を演奏するプレッシャー、集中力と終わった後の疲労感は、経験した人でないと分かち合えない物があり、昨日は、コンサートを終えた渡邊君&渡邊先生と録音にまつわる色々なエピソードなど、共感しながらお話しできて、とても楽しかったです。
去年の秋に私が録音直前に、生まれて初めて、原因不明の全身、蕁麻疹に襲われ、何だか分からずにパリの救急病院へ行ったりした結果→単にバッハのプレッシャーだったと後で判明!
という時期に、渡邊君はバッハの録音を日本で無事に終えて、パリへ来たときに、二人で【バッハはね~~。はまるよね~。】と励まされ、その後録音に行きました。
そんな分けで、渡邊君には色々と助けられ、晴れてお互いのCDが無事にリリースされ、2枚とも特選に選んで頂けました。【6月と7月とリリースの時期がずれてたので、重ならなくて良かったよね!!】
と喜び合いました。

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