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claveciniste et pianofortiste

ほっと一息/Le repos

皆様はどんな良い週末をお過ごしですか。
昨日は、ナントのコンセルヴァトワールで24年間チェンバロを教えていた日本大好きなJocelyne Cuillerと一緒にバッハ・ゴルトベルクの第4回目の編集版を一緒に聞いてもらいました。
昨日は本当に助かりました。
やはり客観的に指摘してくれる人というのは、大事ですね。

彼女はクラヴィコードのCDで先月Diapason D’orを取ったばかりの実力派です。
三島由紀夫や夏目漱石が大好きということで、一緒に日本ゆかりの人形町や日本橋を散策したりしていますが、もともとはユゲットおばあちゃんからの紹介で、彼女も私もユゲットに習っていたというつながりで知り合いました。
JocelyneのC.P.E Bachと三島由紀夫の一説を組み合わせたユニークなアイデアのクラヴィコードのCDです。
通常、大きな企画や予算のある録音であれば、きちんと演奏家と共に一緒にテイクを選んでくれるアドヴァイザー、エンジニアとそれぞれ居るのですが、私の企画はほぼ自主企画に近い&予算限定なので、全て自分でやる事でスタートしております(ちょっと無謀?)
ということで、全然分けわからん、チンプンカンプンな私が録音後も手探り状態で2か月350テイクからどうにかアリア2つ+30変奏曲=32曲にどうにかエンジニアとパリー東京で編集をし、99%まで終わりました。
面白かったのは、私がとても気になっていた部分は、逆に【全然気にならない】と言われ、他の私が気にならない部分に色々なコメントを頂いたり。
Jocelyneも旦那様は一緒に弾いているアンサンブルのヴァイオリニストなので、彼女のCD制作の際には曲と曲の【間=silence】なども全て一緒に聞いてアドヴァイスを貰うと言っていました。
【そりゃ~1人では無理よ!】と言っていました。
どうしても【自分の演奏は距離が近過ぎて、見えることも見えなくなる】ということで、昨日は、本当に救われましたね。
帰宅してまた聞いてexlsに打ち込み2時半ごろパリのエンジニアに送って無事に終了。
今朝は【ざぶ~~~ん!】とプールへ行って泳いできました。ジャグジーやミストサウナ、大風呂でぶくぶくぶく~~と泡に埋もれてぼ~~~っとしていたら、まるで温泉へ行った様な気分。
何と安上がりでハッピーになってしまう性格?!
と自分でも苦笑。帰ってきて、焼き鳥、納豆など食べてこれまた幸せ。
そして4月のプログラムのクープランなど練習中です。
気が付くとあと1カ月でまたパリへ行かなくてはならず、その前にコンサートのチラシ300枚以上送らなければいけないのに、まだちらしができていない・・・
と色々ありますが、とにかくバッハが無事に終了しただけでも、ほっと一息。もう1枚絵のキッチュなDuportもほぼ終結。

ちゃんちゃん!

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