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claveciniste et pianofortiste

イタリアとフランスの国境/Venti Miglia

皆さんお久しぶりです。
3日前からフランスとイタリアの国境のVenti Miglia,Menton付近に来ています。

本当に素晴らしい青空と青い海、そしてアルプスの山の美しい自然に癒されます。

あまりにパリの日常生活とかけ離れていて良い意味でカルチャーショック!!ですが、なぜフランス人がバカンス(夏休み)を1年中楽しみにしているかがよく分かりました。

本当に命の洗濯!という感じです。説明するよりも豊かな自然を見ると伝わると思うので写真をUpします。

ヨーロッパにいらっしゃる機会がある際にはニースから1~2時間海岸沿いをドライブするだけで本当に夢心地になるのでお薦めコースです。
何と自家用ヘリコプターのあるプライベートの船です。モナコ近辺の港には世界中の富豪の船が停泊しています。
滞在しているCerboという小さな村は13世紀くらいから始まったそうです。
村の中心にある教会の鐘以外は、夜になるとかえるやフクロウなどの声しか聞こえません。
こんなに素敵なテラスで朝食を食べる間に蝶々やハチなど沢山飛んでいます。
知り合いのお宅に泊まらせて頂きましたが、夢のような時間でした。250年前の家を全て改造したという素晴らしいお宅のお庭です。隣には300年ほど前の小さな教会があります。

何種類もの素敵なお花が咲き乱れています。何とオレンジ、桃、レモン、きんかんの木もありお料理の時にはお庭からその他のローズマリー、タイム、シソ、ミョウガなども積んで新鮮な香りを楽しませて頂きました。

今日は、アルプスの山の方へ1時間車で登れば野生のラベンダーが岩場からあちこちで咲いていました。
何と野生のヤギや放牧する牛のフンがとても良い栄養になってまだ高原植物が残っているようです。


そして、この巨大なキノコはイタリアのキノコで一番おいしいポルチーノです。専門のレストランにポルチーニだけ買えますか?と聞きにったらおじさんがいいよ。ということで1キロ2000円という破格の値段で分かて頂きました。
日本だと乾燥しているこのポルチーノ一握り千円くらいするのではないでしょうか・・・
夜、村をお散歩すると昔水車小屋だった場所がレストランになった場所がありました。
夜、明かりを消してバルコニーで空を見ると天の川や流れ星が見え、久しぶりに電車や車も何もない自然の中に身を置き、色々な忘れていた感覚が触発された感じがします。

この村では今でもほとんどの家族が自給自足をして、お庭の畑にこぼれんばかりのトマトやズッキーニ、バジルやタイムなどのハーブやお野菜があり、冬になるときのこやクルミ、ウォールナッツ、クリなども集めたり、狩りをするそうです。
青空市場のハーブ屋さん。さすが種類も豊富ですね。
余計なものはなくてもこんなに満たされた生活があるのか・・・と自然と素材の素晴らしさに感激しました。
こちらは、オリーブやパスタソースなどを売っているお店。新鮮な素材でおいしそうですね。
明日はいよいよコンサートのあるToulon近くの町に移動してリハーサル、コンサートの3日間です。
では、また。

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