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claveciniste et pianofortiste

オンライン配信の感想 ②

匿名とご本人の許可を頂き、掲載させて頂きます。

ご感想①

先週は、チェンバロ奏者 植山けい さんのリサイタル動画(6月11日に開催された公演)を満喫した日々でした。
写真は2014年のリサイタルで手がけた装花ですが、その時に間近で見た美しいチェンバロや会場を思い出しながら。写真には写っていませんが、チェンバロにバラの絵も描かれていて、装花に入れたバラのオールフォーハートはそのイメージでした。

今回の公演当日はどうしても伺うことができず残念に思っていたところ、ありがたいことに配信サービスがあるとのことですぐに申込み、心待ちにしていた動画でした。
配信期間中は何度も聴くことができたので、夜は部屋の照明を少し暗く趣たっぷりに、朝は爽やかにと、チェンバロの色んな顔も楽しむことができました。レベルの高い音と映像を届けて下さったことに本当に感謝です。
でも、やっぱり雰囲気あふれる近江楽堂でのライブ感は格別だったと思います。次回は会場で聴かれるのを楽しみに。

ご感想②

今回のチェンバロリサイタルは、まずプログラムがバッハ、スカルラッティ、デュフリと

スタイルがとても異なる作曲家の作品を続けて聴いて、それぞれの違いを聴きくらべられるということを

伺う前から楽しみにしておりました。

実際に近江楽堂で演奏を聴かせていただいて、それぞれの曲でのタッチや音色の違い、またとても繊細な高音からびっくりする程

ダイナミックな低音まで、表現の多彩さに圧倒されました。

ではその表現はどのような指使いで生み出されるのか、オンラインでは手指の動きをじっくり拝見しながら

聴くことができました。特にデュフリでの、指が鍵盤に吸い付いているような動きが素晴らしいと思いました。

本当に指先の感覚のみで一音一音をコントロールしていらっしゃるのに感銘をうけました。

この指先から、このようにいつまでも聴いていたくなるような響きが生まれるのですね。

生演奏を聴いた後にオンラインで聴き直す体験はなかなかありませんが、今回それがかない、感謝しております。

ご感想③

毎日見せて頂きました。
本当に音が美しく、毎回感動して見させて頂きました。
一つ一つの音を大切にされているのがよくわかり、よくよく耳を傾けて聴かせていただきました。

チェンバロの曲は哀愁を帯びた曲が多いのかと思っていましたがスカルラッティの情熱的な曲は血が騒ぐと言いますか、熱くなります

自分が緊張して会場にいる時より、家にいるとリラックスして聴けるせいか、より音が心に響いて、もう素敵で、涙が滲んでしまいました。

本当に素敵な演奏を有難うございました。

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