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claveciniste et pianofortiste

カフェ文化


みなさんはお気に入りのコーヒーや紅茶の飲める、お気に入りの場所がありますか?
フランス人はみんな自分の家やオフィスの近く、または雰囲気の良いカフェなど、お気に入りのカフェがあり、友達と行って時間を忘れて話すのが好きみたいですね。
サン・ジェルマンにある、スペインのおいしいハムやオリーブをつまみながら、ワインやカフェも飲める、ダ・ローザ
パリには数え切れないほどのカフェがあります。
しかし、1軒1軒が違うキャラクターの雰囲気、居心地があります。チェーン店のカフェは、ほんとうに一握りで、ほとんどが昔から単独でやってきたカフェみたいですね。
話しが飛ぶけれど、私の通っていたボストンの音楽院は、ハーバードスクエアにあった為、
よくハーバード大学内の庭の近道を歩いたり、コンサートへ行ったりしていました。
春から夏の心地よい季節になると、両手に5,6冊の厚い本をかかえて、その庭の木下で一日中本を読んでいるハーバードの学生をよく見かけました。
アメリカ人だと、公園、自然の中でゆったりと本を読むのが好きなようですね。そして、みんなよくテイクアウトをして、歩きながら飲んだりしますね。
パリでは急いでいる時は、カウンターで立って飲みますが、決して持ち歩きませんね。
不思議な違いですね。
アメリカの方が便利さを考えた社会でフランスは食文化を便利さと一緒に考えないのでしょうね。食べる・飲むときは堪能する方が大事!

パリでは、どこでもギュッと濃縮したエスプレッソが主流で、もしそんなに強いコーヒーが飲めなければ、カフェ・オレや、カプチーノにします。
エスプレッソにちょっとだけミルクを入れたのが良ければ、
*Noisette*(ノワゼット)、S’il vous plait.と言えば、頼めます。
私も始めは知らなかったのですが、パリに長く住むh友達が教えてくれ、可愛い名前はきっとミルクを混ぜた時の色からきたのかなあ?なんて思いました。
パリでは、待ち合わせ場所、軽いランチを食べたりするだけでなく、よく1人でも男女関らず、お気に入りのカフェでゆったりと本を読んでいる光景を見ます。
カフェと共に食べるおいしいデザート!これは、クレームブリュレの上に梨と、なしのシャーベットが載ったもの。
この間、友人がカフェに入ったところ、ガルソンが1人のおばあちゃんに、
*今日はお連れの人は?*と聞いたところ、
*私のかさと一緒に!*(Avec mon parapluie)なんて、
シャレた返事が帰ってきたそうで、パリっぽい一面だねと話していました。

今でも、こうした交流が町の中に息付き、昔ながらのカフェ文化が続いているのを感じますね。

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