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claveciniste et pianofortiste

ノルマンデイーハイドンコンサート/le concert de Haydn a Normandie

皆さんこんにちは。
イタリアのビーチでカードをして遊んでいた子供たち。Upし忘れたので。
プールの写真なんか載せてしまったので、きっと遊び呆けているのでは?
なんて思われているのでは・・・と思いますが(苦笑)
明日からノルマンデイーにハイドンのコンサートを弾きに1泊で行ってきます。今日は1日パリ市内でリハーサルでした。
いつもチェンバロの調律をオーケストラのメンバーが来る前には終わらせておきたいので、結局朝10時からのリハには9時には着いているようにしないといけないのですが、朝はボケていることが多いので要注意!
今日も、いつものように当たり前にA(ラの音)=415ヘルツのバロックのピッチで調律していたのですが、誰かと話してたら金曜日のコンサートはチェンバロでなくてフォルテピアノでA=430..と聞いて、ふ~ん。
フォルテピアノがノルマンデイーあるの?なんて話していたのですが・・・
すっかり調律も終わって、メンバーのみんなとおはようと挨拶をしてたりして、気がついたら指揮者はもう準備して椅子に座ってるし、リハーサル開始5分前に、ふと急に
もしや・・・・
と思いもう1度マネージャのとこに行って、もしや今日もピッチはA=430?と聞くと、勿論。と・・・
が~~~ん。
普通チェンバロはバロック音楽の時はA=415がほとんどで、朝起きたばかりの私の頭の中のラのおと=Aというのは415なんですね。

ピアノをやっていた絶対音感があった時はラの音=440で、山手線の鳴る音楽とかも勝手に耳で聴音してましたが、今は調性の色で取るようになりましたね。
どのピッチでもこれがラだよ。と言われれば2,3分するばそれに耳が合わせるようになる分けです。絶対音感があると、この移動するのが考えられなく、頭の中がごちゃごちゃになったりします。ソの音を弾いててもラに聞こえて気持ち悪い・・・という感じです。
この10年の私の普通のラ=チェンバロのラ=415=ピアノのソの♯な分けです。
でも、今日のラ=430=モーツァルトやハイドンの時代に使われたピッチの高さ
でバロックピッチよりも高くしないといけないのを、低いままで調律してしまったので、もう1度やり直し!
気が付いたときには、オーケストラのメンバーの遅刻ギリギリの人たちが駆け込んできてる時。マネージャーもはらはらしながら見てましたが、取り合えず下の鍵盤だけささっと大まか調律して無事にリハーサルスタートしました。
なんてことで、とんだ失敗ですね。明日は、朝10時バスでパリをでてコンサートが夜10時半くらいに終わるのでしょうか。バスで寝ます・・・・

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