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claveciniste et pianofortiste

明けましておめでとうございます!!/Happy New Year!!


2008年の新たな年をどの様にお迎えになりましたか。
お正月はやはり日本のお節を食べながら、親戚に会い、着物姿を見て、お参りに行ったり、温泉に家族で行ったりするのがいいですね。
今年は残念ながら帰国しませんが、明日からボストンへ1週間行って来ます。
天気予報を見たら、東京はマドリッドと同じ10度、パリは5度、そしてニューヨークは0度、ボストンはマイナス・・・・といったところでしょうか。
スーツケースには、ホカロンやお味噌汁など暖かいグッズが沢山入っています。5年間過ごした中で培った習慣でしょうか・・・
昨年度はどのような年でしたか?
そして、今年はどのような年にしたいでしょうか?
やはり新年を迎えると心の中で1つの区切りというか、大きな流れでプランを考えるきっかけになりますね。
ソロコンサートをボストンで行った時の写真
今年は、フォルテピアノというモーツァルト時代からブラームス、ショパンに至る時代に発展して様々なピアノで7年間離れていたピアノ曲に取り組もうと思っています。
2月にはブリュッセルの楽器博物館でモーツアルト時代とショパン時代のそれぞれ本物のフォルテピアノでコンサートをさせて頂ける事になったので、ボストンから戻った後は、チェンバロからフォルテピアノでショパンなどを練習し始めます。
古楽器、バロック音楽というと、その時代のみにこだわる傾向がありますが、フランスでも多くのモダン奏者がバロックヴァイオリンを演奏したり、スタイルを学ぶという幅広い理解があります。
ショパンが愛用したフランス製ピアノ、プレイエルのプレート
私も20年間親しんだピアノから7年離れ、チェンバロというとても繊細な楽器を習得するのに専念していましたが、このまま一生ピアノ曲を弾かないのか?と自答自問すると、やはりそれぞれのピアノ曲に魅力はあり、少しずつチェンバロや古楽器を知った今、発展していったピアノを歴史と共に改めて発見してみたいと思います。
ということで、一生音楽の追求に終わりはなさそうですが、色々な時期があるのだなあと実感し、今ピアノ曲がとても新鮮に感じます。

勿論、チェンバロの魅力は奥深く、バッハやラモーはチェンバロならではの魅力が存分にあると思いますが。
では、皆様にとっても素晴らしい2008年となりますことを、心よりお祈り申し上げます。
まだまだ、未熟ですがこれからも音楽を深めてコンサートという場を通じて皆様と共感していけたrと心より願っています。
今年もどうぞ宜しくお願い致します。

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