• Go to Japanese Page
claveciniste et pianofortiste

パリの春/Le printemps de Paris

パリにもやっと春が来ました!

10月ごろから北風ピューピュー吹き、11月ー3月の5ヵ月はずっと曇りや雨が続き、太陽が顔を出すのは週に2日ほどだったでしょうか?
そのせいもあり、もう2月ごろからみんなバカンスもある為、太陽を求めて南仏や地中海の方へ南下し始めたり、近郊でもちょっとノルマンデイーやブルターニュの海沿いに行ってみたり・・・とパリジャンは気分転換が上手ですね。
というより、そうせずにはいられない気質?のようです。
働くために生きている・・・ではなく、
フランス人の友人が前に行っていたのは、バカンス(お休み)の為に働く!がモットーだそうです。

確かにパリ中心は東京の住宅事情のように、大きなスペースのアパートを買うのも大変ですし、借りるのにも保障人やら、色々な書類が沢山必要なのでとても面倒です。そこで、多くの方がメゾン・de la カンパーニュ=別荘を持っていてしょっちゅう息抜きに行くみたいですね。

1軒家はパリ市内にはほとんどなく、家族で住んでいてもみんな大きな1階分を全て使用したりしています。やはり郊外にならないとなかなか、庭付きの家というのは少ないですね。
しかし、公園がとっても多いです!そして、きちんと庭係の方たちが一生懸命お手入れをしているせいか、春になるとてもきれいな花が一杯になります。

ということで、私もお天気の良い日にでは!とカメラを持って出かけました。歩いて5分でかなり広々としたジョギングもできるような公園があります。

桜の木もあちこちに咲いていました。
これは、日本の桜に近い淡い色ですが、パリで見る桜はもっと色の濃いピンク色の八重桜がほとんどです。

やはり桜の本場は日本!この季節になると、やっぱり日本にちょっと帰ってゆっくりと井の頭公園でも散歩したいな~~なんと思います。(笑)
日本人の友人とパリ郊外にあるソー公園というお花見で有名な桜が数十本植わっている所へ行こうか?なんて言ってたのですが、気がついたら
*お寿司食べたいよね~~*を話題がすり変わっていて、変なまずいレストランじゃなくて、本当に新鮮なおいしいお寿司が~~~!なんて築地のお寿司をパリで食べようなんて無理なんですが、大ファンなので・・・

ということで、ご想像できるかもしれませんが、お寿司今夜食べたい!ということで、いつの間にかお花見の話は流れ、新鮮なお魚屋さんで数時間後に待ち合わせて手巻き寿司の夕飯というプランになってしまいました。
まさに、花よりだんご・・・
その日は、サーモン、まぐろ、たら(フランスのたらは日本よりも少し油がのっていてふっくらしていておいしいです)、かれい1匹!、ほたて貝・・・・と食いしん坊音楽家3人集まり、さばきながらゆずポン酢などに漬けて本当に堪能しました。
お魚屋さんも、私たちの顔を段々覚えてくれて、(あ!あの、頭から何でも食べちゃう日本の女の子がまた来た!)という感じなので、本当に新鮮なものしかお勧めもしてくれないので、安心して食べられます。
パリは、本当にお寿司のおいしい数件以外は、自分で新鮮なお魚を買ってきてさばく方がおいしいでしょうか。お値段も3分の1位ですね。

今日は、なぜかお寿司談義になってしまいましたが、書いていたらまた食べたくなりました・・・・この辺で。

Blog archives

Latest blog entries

Kay Music Academy