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claveciniste et pianofortiste

湯河原~つばき~/Tsubaki a Yugawara

今日も寒い日が続いていますが、快晴ですね。
ボストンも、毎年11月~3月までマイナス15度まで下がる凍てつく寒さでしたが、快晴とチャールズ川が見える景色は、心が晴れ晴れとする感じで、よくボストンーパリで一緒だった友人と、マイルド(あまり寒くない)だけどグレーなパリのお天気 VS 恐ろしく寒いけど快晴のボストンとどちらがいい?
と究極も選択を話したことが何回かありました。

日本は・・・その空間くらいで丁度良いでしょうか。
さて、もう10日ほど前になりますが親戚と一緒に温泉旅行へ行ってきました。

熱海の海。寒い中サーファーが数十人居て、相当好きなんだろうな・・・と。
お部屋に着くと、こんな素敵なお着物が迎えてくれます

ゆっくりお茶を頂き、内風呂へ入りました
檜のお風呂から日本庭園が見えます


お正月らしい素晴らしいお夕食でした。
お品書きだけで、びろびろ~~っと長くて、達筆・・・
お恥ずかしいですが、中には読めない魚?も居て、みんなでクイズ状態になっていました・・・
2段のお重を開けるとこんなに綺麗な器が!
透明なのに素晴らしい深みのあるだしでした。果たして日本料理のシェフになるには何年かかるのだろう?
こんな味は絶対に出せない・・・と一口一口美味しく味わいながら頂きました。
こんな新鮮なお刺身は久しぶりでした。
手で描かれた素晴らしい器と漆器。芸術品ですね。
88歳の祖母の手術が成功した快気祝いということで左に上品なお赤飯が用意されています。
美味しいお料理に話が弾み、長唄を長年やっているおばあちゃんに歌って~とみんなで盛り上げると・・・
何を歌おうか?と考えている祖母に何と急に50年前の記憶?で父が急に”勧進帳”を歌い始め、母も私も初めて聞いて口が開いたまま。
おばあちゃんが暗記していなかったので二人で歌って楽しそうでした。
というか、どっから出てくるの?という感じ。
私は、全く記憶力がだめなのですが、父はどうしてか英語の文法、フランス語の発音、ドイツ語のダルムシュタットの方言・・・など数十年昔の記憶がそのままインプットされていて、ドラエモンのポケットみたいに出てくるみたいです。
ので、勧進帳も中学の頃におばあちゃんが練習していた謡回しなどそのままメロデイーとして入っていたようです。そして、人前で全然上がらないタイプ。私は、やっぱり舞台でも緊張しますが。
長所はなぜか受け継がず・・
他のほっぺ赤い(中学校のあだ名:アンパンマン&おかめ納豆手足、胴体、首短い!!・・・というどうでも良い部分ばかり似ているんですけど・・・
子供は遺伝内容を選べないんでしょうかね!?
このお漬物とご飯だけでいいよね!と言ってしまったほど美味しかったバラエテイーに富んだお漬物の味。忘れられません。

あまりに品数が多くて、しばらく”とど”の様に胃がパンパンでしたが・・・
やっぱりまたお風呂!
そして、朝風呂。誰もいなかったのでパチリ。

露天風呂は新鮮な空気と共にポカポカと暖まれていいですね。
温泉に入るお猿さんの気分が分かるわ~~って!?

目の前に広がるのはこんな雄大な景色で四季おりおり紅葉などで変化するそうです。

【おまけ】

こんな看板が・・・これを書いた方、なかなかジョークのセンスがある?
それとも本当にこういう内容なんでしょうか。

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