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claveciniste et pianofortiste

ブルターニュ最終日/La dèrniere jour en Bretagne

ブルターニュは海沿いの為、年間を通して曇りや風が多い様ですが、フェステイバルのあった5日半は快晴が広がり、地元の人達も大喜びで泳ぎに行っていました。

地中海に比べて海の温度は寒い様ですが、みんな楽しんでいました。私はあいにく練習や移動などでコンサ
ート前に時間が取れなく行けませんでしたが素晴らしい景色を堪能しました。


出発の日はせっかくなのでパリへの帰り道にあるモン・サンミッシェルに寄って帰ろうかとプランしていましたが、車で載せていってくれるシャルルが2つの提案をしてきました。
1.今すぐランチを食べないで出発。
2.ランチをゆっくり食べて午後2時に出発、ちょっともサンミッシェルを見てルーアンまで車で行き、8時TGVに乗りパリに夜10時着。
う~~ん。と考えたあげく、どちらでもない、ランチを食べてTGVで直接モルレーという近郊の町からパリへ4時間の直通で帰る事になりました。
それはお天気が悪かったことと、疲れが出てきたこと。そしてちょうどB&Bのお世話になったボネットご夫妻に恵子ちゃんのアイデアでお好み焼きと稲荷寿司を作っていた途中だったので、みんなで楽しく過ごしてゆっくり帰るのもいいのではないかと。
モンサンミッシェルはずっと行きたいと思いながら行く機会のなかった場所なのですが、すでに5-7世紀以上残っている世界遺産ですから、今回行けなくてもまた行けるだろうと。40年くらいはまだあるでしょう。(笑)

ということで、できあがった日本食はボネット夫妻、シェフの旦那さんジャン・クロードも大喜びしてくれ、滞在させてもらったフランソワーズ夫妻やその他2家族にも出前!をするとクレープのランチも行われていました。
そこで、本場ブルターニュのクレープの作り方を教えて貰う事に。
1.クレープ専用機(これがないと味が全然違うらしいです!)
2.平たいへらの様なもので円く広げていきます。
3.バターとお砂糖、またはジャムやブルターニュ名物の塩入キャラメルをお好みで入れます。
真ん中に具が集まる様にたたんでいきます。
恵子ちゃんもトライしましたが、何だか焦げています。(私もすごいことになってました。円くならない!でもパリパリの部分が美味しいです)
ベンジャマンはジャム入りを挑戦。
これがブルターニュ本場の”そば粉”。Farine de blé noirと書いてあります。これは、卵やベーコン、ホウレン草などご飯として食べるクレープの粉。
カトリーヌさん特性レシピノートをパチリ。

そば粉のメインデイッシュとしてのクレープレシピ:
5人前:(1人100g)
そば粉:500g
卵1個


よく混ぜる。簡単ですね!

デザート用クレープレシピ:
デザート用は普通の小麦粉で良いようです。
クレープ5枚分:小麦粉100g、卵1個、砂糖30g、バター15g(油15gと書いてありますが、カトリーヌさんはバターを入れるそうです。)塩1.5g、水、ミルク少々。
クレープ50枚分:小麦粉1キロ、卵10個、砂糖300g、バター150g、お水0.6リットル、塩15g
手順:
①卵と砂糖を混ぜる。
②少しずつ小麦粉を混ぜる
③バター、ミルク、水の順番にを混ぜていく
④お塩を混ぜる
油を含ませたキッチンペーパーでフライパンをさっと拭き、布地を伸ばしていく。焼けたら真ん中にバターや砂糖、ジャム、キャラメルなどお好みで入れ、畳み、できあがり。
では、お料理好きな方は是非ブルターニュ本場のクレープを楽しんで見て下さい。

ブルターニュは美味しいものが一杯です!
お料理用のあら塩、Fleur du Selという卓上の高質のお塩、ガレットと言われるビスケット、クレープ、お塩入りのキャラメルキャンディ、同じくお塩入りのキャラメル(クリーム)、そしてChouchenというハチミツ入りのリキュール。

シューシェンは食前酒としてちょっと飲むのに最高です。何と7ユーロしませんでしたから900円くらいでしょうか。
道理で帰り道は荷物が重かったですが、これから食卓で楽しめそうです。
今週末はイギリスの楽器コレクションを見に行きます。

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